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BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: ここ、本当に少年院ですか!?《番外編スタート》 ( No.303 )
- 日時: 2012/08/16 17:42
- 名前: 黒猫ミシェル (ID: okMbZHAS)
《番外編:肝試し&怖い話》藍那・真湖
藍那「真湖、真湖…起きて」
真湖「ん…ぅ…ふぁ?」
藍那「……キスしちゃうよ」
真湖「…んん?…藍那せんせ!!?」
真湖の目覚めは、藍那の甘い声だった。
昨日の夜のせいで、真湖は疲れていた。
今の時刻は昼の10:00。
どうやらあのまま眠ってしまったらしい。
藍那「そろそろ皆を向かえにいかなきゃね?」
真湖「そうですね。迎えに…向かえにいかなきゃですね」
藍那「真湖はここで休んでるかい?まだ怠いだろう?」
真湖「大丈夫です!!藍那せんせいを一人で行かせられません!!」
それに…
あいつら殺さなきゃいけないし
藍那「え?何か言ったかい?」
真湖「何でもないです。行きましょう、藍那せんせ」
藍那「そうだね。あの二人も、頼れる私がいなくなって心配しているに違いし」
真湖「…はい!!」
藍那は、忘れていた。
自称頼れる自分を置いて言ったのが、あの二人だと言う事を。
冬夢は走って逃げ出し、宮都はそのまま放置。
頼られるどころか、完全にけなされている。
藍那「にしても…二人の居場所が分からないんだよ」
真湖「僕が知ってますよ。多分…宮都さんの事だから、洞窟にでもいると思います」
藍那「え…ん、waht?」
真湖「どうしたんですか?」
藍那「えっ…?あ、うん…。何でもないよ」
何だろう、この天使。
私より全然頼りになるんだけど。
宮都君の事を理解しているのかな?
うん、そうだよね!!
頼りになるんじゃなくて、理解してるから分かるんだ!!
と、無理矢理バカな自分を納得させる。
真湖「早く行きましょうよ、藍那せんせ」
藍那「ああ、そうだね」
二人は仲良く森へと歩いていった。
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