BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: BL小説【俺の専属カイロにならないか?】 ( No.396 )
日時: 2014/01/01 13:17
名前: 黒猫ミシェル (ID: xIyfMsXL)

【不純同性行為しか認めません!】父親×息子

「お年玉かほしいか息子よ?」

来たよ…。
毎年恒例のこの質問。

「うん、欲しいよ」

「そうだろうそうだろう…」

「うん」

目の前でヒラヒラと降られる金色の小袋。
中に諭吉様が微笑んでいるのを俺は知っている。

「ふふふふふ」

「キモい」

ニヤリと嬉しそうに親父の唇が弧を描く。
今年はどんな命令を聞かなきゃいけないのやら。

「お年玉が欲しいなら、俺とえすいーえっくすをしろ!」

「(;゜0゜)」

え?

「ゴホン。…ほら、お前ってそろそろ高1じゃん?ならもう良いかなぁって」

「いやいやいやいや!おかしくねぇ!?」

てかそろそろじゃなくてもう高1だし!
後三ヶ月くらいで高2だし!

「いやー結構前から考えてたんだけどさ、中々言う機会なくてなぁー」

「あっても言うなよ」

「…」

「……」

「選択肢は二つに一つだ!俺とシてお年玉もらうか!シないでもらわないか!」

「じゃあシな「シてもらうか!シてもらわないか!」

最後のヤリ損じゃん。

「シな「お年玉ほしいか?欲しいだろ!?」

「うん」

そりゃ俺今金欠だし。
明日好きな子と映画見に行く約束してるし。
やっぱ奢って良いトコ見せたいじゃん?

「ヤルしかないのか…」

「そうだ!」

「しゃーない。好きなこのタメだ」

「はぁ!?」

途端親父の顔が般若に変わる。
チョー怖いんだけど。

「駄目だ駄目だ!」

「…何が?」

「お年玉何てやらん!お前もやらん!」

「ハァ?何でだよ!てかイミフ」

「お父さんはまだ不純異性行為だなんて認めません!!」

意味がわかん。
年々頭がおかしくなってくるなコイツ。

「お父さんとの不純同性行為なら大歓迎だけどね!」

「…もう良いよ」