BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: ここ、本当に少年院何ですか!?オリキャラ募集中! ( No.41 )
- 日時: 2012/03/03 20:30
- 名前: 黒猫ミシェル (ID: pD6zOaMa)
ー食堂にてー
「ふっー!はぁ、はっ…つ、疲れたー!」
うぅ、めっちゃ疲れた。
息も絶え絶えみたいな、感じ?
あたりを見渡すと、もう先に食堂に来ていた奴らが、
俺に好奇の視線を向けていた。……うわぁ〜、顔いかついのがいる(・_・;
「にゃぁ〜。……功だぁ〜///」
「お、お前は!?」タジッ
そんな俺に喋りかけて来たのは、"あの"猫人間だった!
ヤバイ、こいつには何か変なことされた様な?
って言うか、四つ足歩行の関わっちゃいけない人種だコレ!!
「何処座るか決まってるか……にゃ?」
「おい!」
何か今、「にゃ?」って言うの取り付けなかったか?
忘れてたよな?今、絶対忘れてたよな!?
何だ、こいつも、ちゃんとした人間だったのか!
「お前、今猫口調忘れたろ?」
「にゃ!?そ、そんなことにゃいよっ///」
俺と猫人間がたわいもない会話をしていると、誰かが肩を叩いてきた。
誰だろうと思い振り向いて見ると、そこには顔を赤くした朱鳥がいた。
「功、さんっ!」
「あ、朱鳥だ」
「あ、じゃないよ!誰、この変人!」
何か、さらりとひどい事を言わなかったか?
まぁ、変人には違いないがな。………ハハ☆
「にゃ?……だぁれ、この人?」
「ああ、こいつは……ってかまず、席座ろうよ」
立ってるのがやだったから、俺はそう提案した。
それに二人は同意してくれて、空いてる席を探した。
直ぐに七人くらい座れそうな席が見つかった。……見つかったのだが。
「ダメッ!功さんの隣は僕なの!!」
「にゃー!ぼぉ〜くぅ〜!!」
「お、おい?」
何故か席の取り合いを始める二人。
早く座れよ。何か、周りの視線が痛い!
何とか席の順番を決めた。真ん中が俺で左が宮都、右が朱鳥だ。
「むぅー。もう、何なの!この人!!」
「にゃう!うるさい、チビ!」
「うるさいよ!そ、それは関係ないでしょ!」
「いやいや、お前ら二人ともうるさいから!」
途端二人に睨まれた。
ううっ。めっちゃ怖いぞ、こいつら……。
絶対敵に回したくない……。
そんな俺のピンチを救ってくれたのが、うん?……………メイド服!?
「席、一緒に座って良い?」
「あ………どうぞ」
「君に聞いてないから。朱鳥に聞いてんの」
「あ、そうですか…」
何、この人!?スッパリ何か言われた!
みたところ先生見たい……見たいだけど、何でメイド服!?
「あ!桔梗先生だ!」
「ヤッほぉ〜朱鳥〜!!」ギュゥー。
「にゃれ?」
「いや、俺も知りたい」
俺と猫人間が目の前の不思議な生物に(お前もだ!猫)冷や汗を
流していると、またまた声がかかった。
「俺も席良いか?功」
「あ、景都?」
「何故疑問系なんだよ」
「………にゃれ?」
猫人間に景都を説明してると、俺の肩をまた叩いた奴がいた。
「お、俺もい、良いだろうか?その、席が空いてなくてっ///」
「何だ?」
周りを見ると、成る程、空いてるのはここだけだ。
相手が誰だか分からないけど、断る理由もないので頷いた。
「どうぞ」
「あ、ありが、とうっ!///」
「ああ、君は出雲君!」
メイド服の先生が、名前を言ったので、そいつが出雲って言うん
だと分かった。今思ったが、この先生テンション高いぞ。
俺はこの時、夢にも思わなかった。この先生が、ポケットにあんな
物を隠していたなんて!