BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: ここ、本当に少年院何ですか!?オリキャラ募集中! ( No.55 )
- 日時: 2012/03/10 14:34
- 名前: 黒猫ミシェル (ID: vvBnUqx7)
「き、桔梗先生?」
「君に桔梗って言われたく無いんだけど」
怖い!
俺は今、蛇に睨まれたカエル状態だった。
だって、変なんだこの先生。可愛いメイド服着てるくせに、
ポケットから鞭出すし。
ニコニコ笑ってるけど目が全然笑ってないし!
「あ....。俺、もう席戻っていい、ですか?」
「は?何でそうなの?君の頭には脳みそが入ってないのかな?」
「いや....。一応入ってると思うぞ?」
頑張って反論してみるも、桔梗先生は俺の言葉を無視。
返事の変わりに先生は、俺の手に......。
「....ぃ、ッたぁ!」
「良い?オレの朱鳥にもう二度と近寄らないでくれる」
桔梗先生の声がしたと思った瞬間、俺の手に今まで味わった
ことのない痛みが、俺を襲った。
ううっ。母ちゃんにぶたれるより痛い....(涙)
でも痛みよりも、先生の言葉の方が心に刺さった。
「...朱鳥に、二度と?」
「それと、柊先生にもね」
そんな......。
俺は泣きそうになった。
せっかく仲良くなれた朱鳥とも、柊先生とも仲良くしちゃ
いけないなんて。(柊先生は仲良くないけど....)
「ぅ....」
「じゃ、席にも戻ってこないでね」
その言葉を最後に、俺は勢いよく廊下に飛び出した。
.................................................................
「あ、帰郷先生!.....孔さんは?」
「何かお腹痛くなったみたいだよ」
席に行くと、真っ先に朱鳥が喋ってきた。
うん、可愛いよ!可愛いね、朱鳥!!
「え!僕、ちょっと様子見てくる!」
「!....良いってよ?今は一人にして欲しいんだって」
「そう......」
ションボリと肩を落とした朱鳥。
そんな姿は見たくないけど、孔とかいう奴に近づけさせないタメだし?しょうがないね。
それに、ションボリしてる朱鳥も可愛いよ♪
「にゃぁ....。孔、大丈夫にゃかね?」
「ああ、俺も心配だけど。あいつならすぐ直るだろ?」
「景都結構冷たいな?」
「そうにゃ!出雲の言う通りにゃう!」
「朱鳥さん.....///」
皆、孔の事考えてるんだね。
オレ、嫉妬しちゃうぞ☆
あいつ....どう料理してやろうかな?
オレのモノを奪うとどうなるか、思い知らせてやらなきゃな♪