BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: ここ、本当に少年院何ですか!?オリキャラ募集中! ( No.98 )
日時: 2012/03/27 08:47
名前: 黒猫ミシェル (ID: qpE3t3oj)

「菜伊都さんって、どうしてここに来たんだ?」

「あ!それ、俺も知りたいな...」

「う〜ん...。オレがここに来た理由か?」

「うん!」

「嫌なら、別にいいんだが...」

「いや、別にいいよ。その変わり、お前らのも教えてくれな?」

「げっ!?」

今まで楽しそうに会話していた孔が、いきなり顔をしかめた。
ここに来た奴らは、多分みんなカッコイイ理由で入っている。
だが、孔がここに入った理由は、あまりにもカッコ悪い。
それを、ここで言えとは....俺に穴を掘らせるきかっ!!?

「じゃあ、まず孔のを聞きたい」

「お、いい案だな。出雲」

「お、俺から!!?」

「うんうん、僕も聞きたいなぁ〜」

「そうだね、聞きたいね」

「「「!!?」」」

三人はとても驚いた。
何故なら、隣に顔のそっくりな二人が、座っていたからだ。

「だ、誰だ?その。お、お前たち」

孔は恐る恐る聞いてみた。
少年院に居るって事は、悪さをしたからだ。
って言うことは、俺より強い奴もいる...?
そう思い、強気に出れない孔である。

「何だ、オレの部屋に入るときは、ノックをしてくれ」

「そうだ、それが礼儀だからな」

孔と違い、菜伊都と出雲は堂々とした態度。
三人の経験値を思わせる違いであった。

「ねぇねぇ、この部屋って、景都さんの部屋じゃないのぉ?」

「そうだね、僕もそう思った」

孔は、驚いた顔をした。
何故なら、この二人は、姿形もそっくりで、声まで同じだから。

「ふ、双子なのか?」

『うん、そうだよ』

「話を戻すが、景都に何かようか?」

「伝えといてやるけど?」

双子がはもって答えた事に驚きもせず、菜伊都と出雲は答える。
それに、双子も返事をする。ついていけないのは、孔だけだった。

『景都さんに、用事なんだ』

「何の用事なんだ?」

『フフフ。ひ・み・つ』

そう言って、双子はとても綺麗に笑った。