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　ずっと貴女だけでした。
　貴女が世界の光でした。
　幼い頃に出会った貴女は、まるで日輪の様でした。

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　ずっと貴女だけでした。
　貴女は私の”大切”でした。
　私はこの地が平安であるのなら、と言う貴女はとても切なげでした。


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　久しぶりに会った貴女は、大きく成長していました。
　それと同時に、とても輝かしくて。
　日輪さえ霞む様な輝きを放ち、“信頼”と言う鎧を纏い、綺麗に笑っていました。

　ずっとひとりぼっちの私とは、大違いでした。


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　久しぶりに会った貴女は、とても厳しく、そして哀しそうでした。
　昔有った穏やかさは、氷のお面へと変えられていました。
　鋭利な月を想わせる様な口ぶりは、それでもまさしく貴女でした。

　何かを守る為に、貴女がこうなったのだと悟りました。



-------------------------------------　おつきさま　と　おひさま　----------