BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

ノルアイ小説に挑戦してみるよ企画:『一方通行で複雑で』 ( No.19 )
日時: 2012/04/07 19:02
名前: 舞裕 (ID: TaF97fNV)
プロフ: ますますエセな方言が・・・・!

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今日は、珍しく目覚めが異常なほどいい朝だ。
冬場に劣らずまだ寒い春先は、ほぼ毎日布団から出るのが億劫になるが、今日は違った。

「ん・・・」

とりあえず着替えて、リビングへ向かおう。

廊下の壁にかかっている壁掛け時計が、まだ遅いとも早いともいえない微妙な時間を告げるのを見ながら、リビングから聞こえて来る、料理をしているであろう音が聞こえるのに気づく。

(・・・・・この時間に・・・・・あんこか?)

きっと、何やら気が向いたとかで料理をしているのであろう。

(スヴィーの事も、関係あるんでねぇか)

昨日の夜遅く、スウェーデンとデンマークが口論している声が聞こえていた。
途中で、フィンランドがおろおろしながら仲裁をしている声も。

「っち、あんこのせいで昨日寝れなかったべ」

リビングに入りかけながら、デンマークに聞こえるように言いながら入った。

「・・・・・・・」

珍しくデンマークは何も言い返さずに、ボーっとフライパンの前で突っ立ったままだ。

「・・・・・あんこ?」

からかい半分、少々の心配と好奇心半分でデンマークのほうを向いた。

「・・・あ、ノル。今日は早ぇな」

無理に笑おうと、複雑そうな顔だった。

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