BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- ノルアイ小説に挑戦してみるよ企画:『一方通行で複雑で』 ( No.27 )
- 日時: 2012/05/04 21:26
- 名前: 舞裕 (ID: TaF97fNV)
- プロフ: http://sankei.jp.msn.com/life/topics/life-14928-t1.htm
↑表現力が乏しくて、何が悪い(^p^)b
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「「?!」」
何なんだ、あの悲鳴?は。
そう思いつつも、ノルウェーとデンマークは廊下に出た。
「フィンランド、おめぇそれどうしたんだよ!」
丁度廊下の突き当たりの所にある収納庫の前には、古そうな物から真新しい物までの大小様々な、服や靴などが入れてある箱等が転がっていた。
「い、いえ。倉庫に入って物を探してたら、行き成り箱が振ってきたんで・・・」
「・・・・・・何だこれ」
騒ぎを聞きつけたスウェーデンが洗面所から出てきた。
一瞬だけ、冷たい空気が辺りに広がる。
デンマークもスウェーデンも、互いになんでもないような表情をしながら、目が敵意むき出しだった。
(・・・・やっぱり、な)
昨日の声は、やっぱり———二人の喧嘩だったのか。
そんな事は、朝起きた時に分かっていたのに、こう改めて事実を突きつけられると気が沈む。
————馬鹿。
あんこも、スヴィーも、ついでにフィンも——
———馬鹿。こんなことやってた2人(3人)は嫌いだ。
ぽつっと、心中で呟いた。
(って、俺は子供か)
・・・本当、子供みたいな言い草だが、あの二人が喧嘩しているのを見るのは嫌だ。本当に嫌。
何だか、幼い頃のアイスランドの駄々みたいで、自分で自分が可笑しいが、本心だったりする。
(・・・・何か今日は、調子が悪りぃみてぇだ)
何時もの俺らしくねぇべさ。
「・・・・・・・あんこって、絶対倉庫掃除してねぇだろ」
また、自分に戻ろうと何時もと同じ言葉を吐く。
「そーけ?したつもりだったんだんだがなー」
やっぱりデンマークには効いていないが、どうせ自分を落ち着かせるための言葉なので何も言わなかった。
「ッチ・・・・効いてねぇ」
・・・今の演技、98点。
何と無く細部にまでこだわって、気持ちを、本心を、隠す。
何時もの事。
生まれたときからといっても———過言じゃない。
国として生まれた身なら、これくらい出来ないと何もならない。
『今日からおめーは俺の領地だっぺ!』
———あの時も、本心じゃなかった。
でも、民がそうしないと危ない、といっせいに呼びかけてくる。
『・・・・はい』
『そーゆーなったら、俺の家行くっぺよ!ほら、立てー』
そう言ってデンマークは、ノルウェーの前に手を差し出す。
喧嘩したばかりの相手に、手を差し出して歩かせようとするとか、よく分からない男だ。
『・・・・・・』不服だが、逆らったら後ろの兵士達に撃たれそうだったので、渋々手を重ねた。
————その手の感触が、暖かったのか、大きかったのか、嫌悪感ばかりだったのか、よく覚えていなかったけど。
(手、でか・・・・)
自分のより一回り大きかったのは覚えている。
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更新やっと出来たー。
うーむ。最近マジで時間の流れが速いw
一日が48時かんだたらいいのにぃぃww
さて、今回の更新は、若干ノル君の過去の回想入ってますね。
えと、この回想はノルウェーがデンマークと戦争?して負けちゃったシーンですw
まぁ、実際あったのかどーかは知らんがw
私の想像では、デンは負かした相手のノル君のことを気に入って、それで手を差し出したのかと。
・・・つーか、それならデンってめっちゃ報われないなぁ・・
だって、「あんこうざい」って言われまくり(ry
・・はは。あ、後備考(どーでもいい級に)ですが、私の中でノル君はアイス君並に意地っ張りです。
でも、それはデンの前限定で(殴
(廿_廿╋)「何勝手に話し進めてんだ駄作者」
・・・・ノル君からクレーム来たので、ここらで今日のところはおいとましますw
