BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 黒子のバスケ BL小説やっちゃいます☆ 【短編集】(≧ω≦) ( No.183 )
日時: 2013/02/10 10:44
名前: 流れ星 (ID: nH0S84tQ)  

ハーフタイムに入って、何分後、カントクが衝撃の言葉を吐いた。

「あれ?日向君は?」

まさか、と思った。探しに行きたかったけど、カントクに凄い剣幕で止められた。誠凛は俺達の関係を知っているし、止める理由が分からなかった。

「なんでだよッ!!カントクもあの会話聞いてたんだろっ!!」

今回ばかりは、声を荒げ反論した。だが、カントクは眉を寄せ、

「わかってるわ。ただ、今行くと伊月君が相手を殺しかねない。」

って言った。確かに、そうかもしれない。でも、そんなことしたら、日向が悲しむから渋々カントクの言うことを、聞いてあからさまに、不機嫌オーラを出してベンチに座って日向が帰ってくるのを待った。

何分かして日向と相手の4番が帰ってきた。日向はこちらに向かって来る。

「ワリィ。少しトイレが長引いた。」

なんて言った。チラッと胸元を見ると、俺が着けたキスマークと俺じゃない誰かが着けたキスマークがある。日向は、嘘をついた。まぁ、そうだろうけど。俺はさっきから考えてた事を口にした。

「日向、マーク交代しよう。日向が6番について。俺が4番につく。」

日向はびっくりしてたけど、カントクが許可してくれた。

「良いわよ、伊月君。さっき我慢したもんね。」

許可をしてくれたと同時にハーフタイム終了のブザーがなった。コートに入る前日向に言った。

「それ、相手の4番につけられたでしょ。俺がいるのに。俺と言うものを残して」

不機嫌オーラをまだ出しながら。ずっと、続くだろう。この不機嫌オーラは。

「帰ったらお仕置きね。」

続く