BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 黒子のバスケ BL小説やっちゃいます☆ 【短編集】(≧ω≦) ( No.241 )
日時: 2013/02/14 07:18
名前: 流れ星 (ID: jwT.QVpL)  

「なんで……」

生花を抱いたのに?

「俺の事、飽きたんじゃないのかよ……」

呟けば、それを聞いた伊月が口を開いた。

「嫌いじゃない。飽きてもいない。確かに生花を抱こうとした。でも、生花にはちゃんとした、恋人がいて電話がきて、止めた」

抱いてはいない。正直物凄い嬉しかった。だけど、抱こうとしたのには怒りが沸いた。いや、実は自分も同じことしたけどね。

「ごめん。確かに謝るだけで許されないのは分かってる。」

「なんで、抱こうとしたの?」

聞いてみると、伊月は迷いもなく赤裸々に話した。

「最初は、断ってた。でも、そしたらバスケ部を潰すって……お金持ちらしくて。潰す位の権力はあるって」

脱力した。本気で嬉しかった。

「ごめん。本当に……「いや。こっちこそ事情を知らずにごめん。やり直そ?」え?……」

やり直したい。だから、自分の事も全部話した。そしたら、伊月はすべて受け入れてくれて、やり直せた。








でも……一度過ちを犯したら、もとに戻るのは難しい………