BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 黒子のバスケ BL小説やっちゃいます☆ 【短編集】(≧ω≦) ( No.242 )
日時: 2013/02/14 18:53
名前: 流れ星 (ID: cqAdOZIU)  

俺は翔さんの事にはあの日から一切、触れなかった。そして、伊月も触れてこなかった。

「ひゅーが〜!」

のしり。

そんな擬音が似合いそうな、体重と共に間延びした声が聞こえた。

「なんだよ」

「………」

聞いては見るものの、返答はない。その代わり、抱き締める強さが強くなった。

かれこれ、20分位たった頃、日向の携帯がなった。

それは、翔だった。翔のデータは日向は消していた。だが、掛かってきたのだ。幸い、メールだった。

『今度の、土曜日先が丘公園近くで会おう。』

勿論、拒否した。だが、何回もメールが掛かってくる。しまには、電話まで。

伊月は一度会って、直接拒否すれば良い。と言って、会いに行かせた。

勿論、伊月とて、会わせたくない。大事な恋人に万が一があることがある。だが、それでも伊月は行かせた。それが最善の策だと思ったからだ。

それでも、現実は甘くない。会わせた次の日、日向は部活を始める前だと言うのに、泣きながら、抱きついてきた。

「うっ………ごめっ……ごめっ……ん。抱かれちゃった………拒否したら、強制的に………助けて……気持ち…悪っい……ごめんなさい!」

残酷だっったが、日向が本気では無いことが分かった。だから、日向には何時もの感情だった。あるのは、翔と言う男への怒り、憎しみ、憎悪だけ。真っ黒い感情の中、ある人物が現れた。

「こんにちは。順平君居ますか?翔です」

日向はもう本気で泣いていた。そして、拒否していた。それを耳にした、翔は、何に怒ったのか、全てを吐いた。バスケ部員がいる前で。それに、伊月は爆発してしまった。

「テメェ!!ふざけんなよ!!」

拳を振り上げる。殴るき満々だ。いや、これは殺す気といった方が正しいのかも知れない。

「殺す!!殺してやる!!」

だが、それは叶わなかった。

バスケ部員に止められていたからだ。

「はなせっ!止めんな!」

そしたら、カントクが物凄い低い声で言った。翔にだ。

「あんた、何様?なに勝手に人の恋人とってんの?私の幼馴染みでもあり、大事なキャプテンなのに?」

他の部員も同じだった。物凄い目付きで睨んでいる。そして、黒子が口を開いた。

続く

次で終わるはずです。