BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 黒子のバスケ BL小説やっちゃいます☆ 【短編集】 ( No.294 )
日時: 2013/02/23 17:08
名前: 流れ星 (ID: ce3pEUuw)  

「日向、別れよ?」

「は?」

冷やかされた日の部活直後。何時もみたいに、残って自主練を伊月としていたら、唐突に、本当に唐突に言われた。一瞬脳が言われた言葉の処理に戸惑った。

「なんでだよ。」

若干、苛つきの含んだ声で問う。けれども、伊月は冷静に、かつ爽やかに同じ言葉を繰り返す。

「日向と居るの疲れちゃった。大体、男同士なんて無理だったわ。生理的に。しかも、好きな女子が出来たし、噂によればその子も俺の事を好きらしいし。だから、別れよ?」

「好きな女子が出来たし」だってよ。「男同士なんて無理だった。」だってよ。じゃあ、いつも好き好きいってたのは、どいつだよ。

でも、女子に敵うわけ無い。だから、身を引くしかない。それに、ここで身を引かないと、部活にまで支障が出る。

「わ、かった。じゃな。あ、それと友達な。」

震えるのは最初だけだった。だって、伊月が少しだけ、顔を歪めたから。でも、嬉しそうな、複雑な顔をしたから。

「ああ。友達な。気を付けて帰れよ。」

そうして、伊月は帰って行った。

伊月が見えなくなると床にへたりこみ思いっきり泣いた。男とか高校生とか主将とか関係なく、久しぶりに思いっきり泣いた。去年のダブルスコアの時みたいに泣いた。

それでも、伊月が帰ってくることは無かった。

続く

はぁ?なにシリアス書いてんの?馬鹿じゃない?って自己嫌悪したくなるよ。

多分、木日入るかな?途中に。木吉の策略とかで。もちろん、悪い意味じゃ無い。伊月と日向が仲直りするためのかな?自分でも分からない。

木日も好きだぁぁぁぁ!!