BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 黒子のバスケ BL小説やっちゃいます☆ 【短編集】 ( No.320 )
日時: 2013/02/26 21:48
名前: 流れ星 (ID: NsAz6QN0)  

【月日】

「カフェやってまーす。ぜひ来てください」

今日は楽しい文化祭。俺以外。何故って?カントクが俺だけに女装させたから。

「何が似合うんだよ……あいつ、体見ただけで身体能力分かるのにこういうこと分からんのかな」

その女装とは、フリルの着いたふわふわスカート。黒と白の生地で出来ていて頭にはウィッグ。そしてカチューシャ。いわゆる、メイドの格好だ。

「うぅ。」

チラチラ視線を感じる。分かってるよ!!変な事くらい。ガタイ男が女装してるなんて恥だ。

そんなこと考えていると、人にぶつかった。あわてて顔をあげる。

「すみません」

「あ、こっちこそ……」

見てみると火神だった。めちゃくちゃ顔が赤い。

「どうした?」

聞けば火神はしどもどろで似合ってるです。と言ってきた。

「キャプテン似合ってますよ。」

「うわぁ」

いつの間にいたのか黒子もいい始める始末だ。適当に話をはぐらかせ客呼びに戻る。

ドンッ……

「すみません」

またぶつかった。集中力が無いのか?

「おっ!!かわいー顔してんじゃん。俺らと遊ぼうぜ」

柄の悪い男に捕まった。必死に抵抗を試みるも相手は二人。無理だ。

「やめてください。まず俺、男です」

男と言っても聞いてもらえない。眼科いけこのやろう。

次第に胸や太ももを触ってくる。蹴り倒そうか。そう考えた時、不意に腰に手を回され男達とは反対方向に体が行った。

「勝手に人の恋人とるな?」

伊月だった。伊月よりも不細工な男達は、男居るのかよと吐いて逃げていった。

そのあと、伊月に怒られて今は何故か、うちの学級。

「カントク!!クラス違うけど手伝うよ」

伊月が手伝うと申し出る。もちろんカントクは承知した。そして、俺は普段着になり女装したのは伊月だった。



後日一番売れ高が高かったのはうちのクラスで、俺と伊月の女装があげたらしい。

「またやってね♪」

「やらねーよッッ!!」

EMD