BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 黒子のバスケ BL小説やっちゃいます☆ 【短編集】 ( No.447 )
日時: 2013/03/10 12:18
名前: 流れ星 (ID: l6K9Eb8k)  

【月日】

伊月からメールがきた。内容はこうだ。

『日向、可愛いもん見れるよ。』

それと一緒についてきた写メ。見てみると、五歳位の男の子だった。

**

「つまり、いとこだと」

「そう言うこと!一緒にお世話してくれるよね?姉貴も舞も母さんも、俺に任せて、いとこの家族と旅行行ってさ、俺は明日部活があるから、任された……って何してんの?」

「え?抱き締めてる?可愛いもんこの子。」

生で見るとめちゃくちゃ可愛い。男の子なんだけど、伊月に似てる。伊月家と血の繋がりがあると女顔なのか?

「名前、何て言うの?」

「伊月……輝です」

人見知りなのか、照れたように言う輝君が可愛くて仕方がない。

「輝か。よろしくな。お兄ちゃんは日向順平」

「ママ……」

ママってママって可愛い……いつもなら、キレてるかも知んないけど、今回は萌える。写メっとこかな。

でも流石にママ呼びは恥ずかしかったので、それ以外にしてもらった。

「じゅ、順にぃ」

順兄!?その言葉を言われた瞬間、キスしてしまった。成る程、子供が産まれた時、母親がキスするのはこんな気持ちだからか。

と思った次の瞬間、ガンっと音が響いた。

そのせいで、輝は泣きそうだ。音の原因を見ると不満そうに見ている伊月がいた。

「おぃ。何物に当たってんだよ。輝が泣きそうじゃねーか」

「輝ばっかり。やっぱり日向呼ばなければ良かった。」

あぁ。つまり嫉妬か。輝が可愛いから仕方ない。

「ムカつく」

「しゃーねーだろ……んっ」

こんにゃろう。輝が見てる前で。いけしゃあしゃあと。

「ふぁ……伊月…」

ヤバい。力が抜ける。輝がいるのに。漸く離してくれたときには、ふらふらだった。

「伊月……親御さん達いつ帰ってくる?」

「え?三日後」

「帰ってくるまで、個々で世話になる」

輝が可愛いし伊月とも一緒に居たいから、良いよな。

「順兄と一緒?」

「あぁ」

そう言えば、ほにゃりと笑った。あぁヤバい。これからどうなんだろ。

END

続く…かもしれない。けと、続かないかもしれない。