BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 黒子のバスケ BL小説やっちゃいます☆ 【短編集】 ( No.519 )
- 日時: 2013/03/23 14:02
- 名前: 流れ星 (ID: cqAdOZIU)
【月日】
「よし!みんな居るわね。」
突然、昼休みにカントクに呼び出された。
何事かと思って集まれば……大事だった。
「来週、学校で部活動対抗、女装&男装コンテストがあるじゃない?しかも副賞が、部費アップよ?それに、生徒会主宰だし…。バスケ部も参加することになって……」
まさか、な。女装する人を決めるとかじゃ無いよな?
「今から女装する人を決めようと思うの!!」
まさかだったぁぁぁ!!
俺は絶対拒否。黒子や降旗、伊月なら分かる。あいつら小柄だし。
「日向で良くないか?」
何て思っていたら、木吉が俺を推薦してきやがった。しかも、それに乗り他の奴らまで。
「嫌だ!ゼッテーやんねぇ!」
「あ、これパートナーと出て良いって。恋人役として。日向君と伊月君で決定ね。もち、女装は日向君ね。」
勝手に決められたあげく最後に言われた言葉は、
「カントク命令よ」
だった。
**
『さぁ、始まりました。生徒会主宰部活動対抗女装&男装コンテスト。優勝部には部費アップです。』
副会長のカントクが司会進行をしている。
『では早速、サッカー部お願いします!』
サッカー部が出ていく。その間にも、どんどん進んでいく。
そしてとうとうバスケ部が来た。
『おぉ!これは、今までの部活動より得点が高そうですね。何て言ったって恋人役の男子もいますし。』
カントクがあからさまに、バスケ部を良いように言っている。
そうして、コンテストは終わった。優勝の報告はまた後日らしい。
コンテストが終わって着替えようとしていたところを伊月に、止められた。
「日向…。抱かせてくれない?」
「は?」
何で?と理由を聞いたら、
「何時もの日向も可愛いけど、今の日向はヤバい…。だから、ね?」
甘く、溶けるように誘惑されたならば、堕ちていくのは必然。
「日向、可愛い…」
ほら、甘い夜を過ごしている。
後日、優勝部はやはり副会長の権力を使ったのかバスケ部だった。
「部費アップ…。これでまた、色々な大会に出られる」
カントクが満足していたのは、恐らく見間違いでは無いだろう。
END
スランプと言うのは間違いだったようだ(シャラ