BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 黒子のバスケ BL小説やっちゃいます☆ 【短編集】 ( No.538 )
日時: 2013/03/27 22:10
名前: 流れ星 (ID: ce3pEUuw)  

【月日】

「あ、俊さんと日向さん!!探してたんですよ?」

やはり、ナミエ。だが、日向はもうもやもやとは、していなかった。

「日向さ…」

ナオトもナミエと共に居た。が、ふざけた男子が足をナオトの前に出し、引っ掛け転ばそうとした。

見事なまでに引っ掛かり転んだ。そして、日向までも巻き込み、少女漫画で良くありそうな、自己チューとなる体制になっていた。

「日向すまん!!」

「大丈夫か?日向」

ふざけた男子は、日向まで巻き込むとは思って居なかったのだ。

勿論、自己チュー。伊月は気にしなかった。自己チューに妬いてもどうにもならない。

でも見てしまった。

日向とナオトの頬が真っ赤に染まった事を。

「大丈夫だ。オメーらもあんまふざけんなよ?」

「ありがとございます!!さすが武将の心を持ってんな!!」

「オーよ!」

その会話が終わると男子は帰っていった。

**

「ハ〜イ!練習終わり!!」

リコの声が体育館に木霊する。

みんなは各自後片付けをしている。

伊月と日向は自主練をしていた。そこにいるのはやはりナミエとナオト。今日も、来たらしい。

もう殆どが帰った時、ナミエが口を開いた。

「ナオトは日向さんに告白したの?」

「……。うん」

その瞬間、伊月の目が変わった。どういう事か、日向に目で伝えている。

日向は俯いて顔を赤らめるだけだ。

「そう。良くやったわ。さすが私の弟。」

よしよしとナミエはナオトを撫でる。

「……ってことは今日のキスの件は嬉しかったの?」

ナオトは顔を真っ赤にして小さく頷いた。

伊月は物凄く苛々していた。日向が告白を言わなかったこと。告白されたのに何も疑わず、自己チューしてしまった無防備さ。

伊月は日向の腕を引き、制止の声を聞かずにバッグだけを持ち、着替えもせず体育館を出ていった。

終始、伊月は何も喋らなかった。

続く

日向が直前に戸締りしてくれと言った裏設定。

えー、忠告です。

【もしかしたら】つぎRをかけるかもしれません。

作者の気分しd((殴