BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 黒子のバスケ BL小説やっちゃいます☆ 【短編集】 ( No.556 )
日時: 2013/04/01 19:45
名前: 流れ星 (ID: ce3pEUuw)  

リクエストです。

【日月】

「日向……聞いてほしいことがある…」

「何だよ?」

よし。ここからだ。演技力が試される。

「実は、出来ちゃったんだ…」

日向は怪訝そうな顔をする。「子供が出来た。」

そう言うと、日向は目を見開き驚いている。

「う、そだろ」

「ううん。嘘じゃない。この間から具合が悪くて総合病院で検査したら、身籠ってます。って言われて……日向との子だよ。先生も、看護師さん達もびっくりしてたけどね……」

よし。日向がどうでるか。エイプリルフールだから、この嘘思い付いたけど。

「よっしゃー!」

「え?」

「だって子供出来たんだろ?嬉しいわ、ボケ」

どうしよ。本気で信じかけてる。ネタバレしとこう。
「ゴメン。日向今日はエイプリルフールだから嘘ついた。ゴメン」

怒るかな。怒るよね。

「マジかよ。」

「う、うん。ゴメンね。」

でも日向はにこりと笑って、言ってきた。

「いや、良いよ。マジで出来たかと思ったけど、お前と居られるだけで幸せだ」
良かった。でもめちゃくちゃ恥ずかしい。だけど嘘ついちゃったし、ちょっとだけ本音を伝えてみよう。

「でもね、日向……俺、もし日向との子供が出来たら嬉しいよ。……なんてな」
日向に抱きつきながら言うと、日向がクラッチタイムにはいっちゃった。

「ふ〜ん。じゃ、子作りするか」

しまったと思った時にはもう遅し。

「覚悟しろよ」

END

リクエスト文でした。高緑あとで書くね。