BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 黒子のバスケ BL小説やっちゃいます☆ 【短編集】 ( No.560 )
日時: 2013/04/02 01:22
名前: 流れ星 (ID: 66F22OvM)
プロフ: http://www.kakiko.cc/m/novel3a/index.cgi?mode=view&no=10002

【日月】

「鷲の目」その名のように、鷲のような視野の広さを持っている。

ただ、鷲の目だって所詮は、人間の目。使いすぎれば、脳が過剰に反応して頭痛等を引き起こす。

もちろん、使ったあと目を暖める等の対処を取れば問題ない。

それを俺は最近していなかった…。

練習中のミニゲーム。何時ものように、鷲の目を使って司令塔の役割を果たしていた。その時に突然、頭に走った激痛。そして、グラリと体が傾きドサリと床に叩き付けられた。

「伊月先輩!」

「伊月」

「伊月、しっかりしろ!」

「伊…」

そこで意識が途切れた。

次に目を覚ましたのは、保健室だった。目には暖かいタオルが乗せてある。タオルを取ろうとすると上から声が。

「ダァホ。まだ取るな。」

「何で居んの?部活は?」

「お前がぶっ倒れてるときに終わったよ。」

「あぁそう」

心配かけちゃったな。と心のなかで皆に謝る。

「それよりお前、この頃ちゃんと目を休めて無かっただろ。カントクも気付いて、しっかり治ったら五倍って言ってた」

「うへぇ。。。」

とりあえず謝ろう。残らせちゃったし。

「ゴメンね。残らせちゃって」

「大切な奴が倒れたのに残らない奴なんて居ねーよ」

少し嬉しかった。まぁ少しだけど。

「そりゃどーも」

可愛気の無い返事をしたら何を勘違いされたのか軽くバードキスをされた。

END

高尾も鷹の目でこうなって真ちゃんに心配されてたら、いい!