BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 黒子のバスケ BL小説やっちゃいます☆ 【短編集】 ( No.563 )
日時: 2013/04/02 23:19
名前: 流れ星 (ID: 66F22OvM)
プロフ: http://www.kakiko.cc/m/novel3a/index.cgi?mode=view&no=10102

【日月】

月日は過ぎ、高校生活二回目の春が来た。

バスケ部は、火神、黒子、降旗、福田、河原の1年五人を迎えそれなりに楽しく、厳しく練習していた。日向とも、それなりの距離は保っていた。

そして、夏のインターハイ。

桐皇にダブルスコアでぼろ負け。

皆がみんな、気持ちが落ちていた。火神と黒子はもちろん、日向は人一倍。主将と言うこともあるだろう。

それでも、俺は言葉をかけられなかった。去年と同じように。

そんなときだった。

『鉄平が帰ってくるわよ』

あぁ。帰ってくるのか。あいつは、すぐスタメンになるだろう。

その日の帰り道。バスケ部の黒子以外、みんなで帰っていた。

その時、降旗が聞いた。

『鉄平さんってどんな人なんですか?』

日向は迷い無く答えた。

「変人」

だけど、そのあとに聞きたくない言葉もついてきた。

「だけど、俺をバスケ部に誘ってくれた恩人」

一気に冷たい現実に引き戻された。

そう。木吉だ。木吉なんだ。

みんなと別れたあと、家で何もせずただひたすら泣いた。

次の日、木吉が帰ってきた。

火神とスタメン勝負。

そのお陰でまた、黒子と火神の仲が元に戻ったし、突き落とされていた、チームが元に戻った。

【また】チームを救った。

もう、日向と木吉はお似合いだな。とまで考えるのは、可笑しいだろうか。。。

続く

次は日向サイドで書くね!
翠>>ありがとう!良いよね!私的にどっちが攻めでもいける