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BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 黒子のバスケ BL小説やっちゃいます☆ 【短編集】 ( No.591 )
- 日時: 2013/04/06 02:43
- 名前: 流れ星 (ID: MJoef3nH)
【日月】
俺は雨が嫌いだ。
特に夜降られたらたまったもんじゃない。
寝るときに寝れない。煩い。
1番嫌なのは、布団に入ってから雨の音を聴くと嫌な過去が蘇る。そのせいで、とても人恋しくなる。しかも何時も、決まった人物。
ほら、今日もまたあいつが恋しくなった。
雨が降りやがって……
嫌な思い出ばかり思い出してしまう。
思い出してしまう内に泣いてしまう始末だ。
我ながら情けない。
そんなとき鳴った携帯。見てみると1番会いたかった人からのメール。
『お前んちの前に居るから出てこい』
見た瞬間、何も羽織らずに部屋を飛び出した。
「日向!!」
そのまま抱き着いた。
「泣きたいなら泣け。個々なら、泣き声も雨の音に消される。泣き顔も雨粒で消される。」
心情を察してくれて、俺は泣いてしまった。
やっぱり雨は嫌いだ。
こんなにも、日向を求めてしまう。
いつも感情を隠しているのに雨のせいですぐに出てしまう。
だから雨なんて大嫌いだ。
END
最後意味不明になりましたがお気なさらずに。
雨って真夜中に降られたら嫌な過去を思い出しません?
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