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BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 黒子のバスケ BL小説やっちゃいます☆ 【短編集】 ( No.599 )
- 日時: 2013/04/07 01:03
- 名前: 流れ星 (ID: 66F22OvM)
【高緑?】
痛い、痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い………頭が痛い…
鷹の目のせいか…クソッ今、試合中だってのに!ダメだ。集中。
「っ……」
でも、流石にヤバいかも。
「?……」
うわ、真ちゃんに勘づかれたよ
「高尾……頭痛なら交代した方が…」
「いや、全然、だい、じょう、ぶ…」
「おい!」
「ホントに大丈夫だって。ほら、真ちゃん点稼いで!」
そう言えば渋々帰っていく。後で叱られるかな。
と、思った矢先今までにない激痛が襲い、倒れてしまった。
「レフェリータイム!!」
「高尾っ…だから言ったのだよ」
「高尾、大丈夫じゃなかったら……轢く」
「高尾、大丈夫か?」
「高尾…」
真ちゃんの心配そうな声、宮地さんのぶっきらぼうな心配。大坪さんの声。木村さんの声。
そこで意識を手放した。
「ん…」
見上げれば、真っ白い天井。消毒液特有の匂いが鼻を掠める。あぁ、病院か。
「起きたかバカ尾。」
上から降ってきた不機嫌な声。……相当心配させたんだろーな。
「ごめんな緑間。心配かけて」
「これから気をつけると言うのならば、許してやらない事も無いのだよ。」
「あー、気をつける」
真ちゃんらしい。
「高尾…何かしてほしい事はないか?」
……多分真ちゃんは、看病的な事を言ったのだろうが、病人と言う特権使わせてもらいまっす。
「真ちゃんからちゅーしてほしいな。病人からのお願い」
「な…」
戸惑ってる戸惑ってる…さぁ、こっからどう出るか。見物だ。
チュ……
ほんの一瞬。キスされた?うわぁ、なんかもう完全回復したかも
「真ちゃん!!もう一回!」
「嫌なのだよ!」
「お願いお願い」
「嫌なのだよ」
この攻防を繰り返し後から来た宮地さん達にキレられたのは、また別のお話。
END
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