BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 黒子のバスケ BL小説やっちゃいます☆ 【短編集】 ( No.610 )
日時: 2013/04/08 22:47
名前: 流れ星 (ID: 66F22OvM)

【月日】R-15

セックスと言うものは、所詮、将来有能な子孫を残すための男と女の行為でしかない。

子孫を残せないのなら、その行為さえ無意味。





昔、中学の性教育の際少し気になり調べてみた時に出てきた、記事。

ふと、思いだし考えた。

有能な子孫を残せないのなら、駄目なのだろうか。

男同士。

それなら尚更だ。

今、考えてみると日向と俺の……いや男同士の恋愛を全否定するような記事だったな。

子孫を残せるのなら誰でも良い。

お互い想い合っていなくても良い。

と言っているようにも思える。


「…き……づき、伊月!」

「うわっ!」

「ったく、何回呼べば良いんだよ。さっきからシカトしやがって」

あの記事を思い出して考えてたから心配させちゃった。

「……ねぇ、日向はさ、俺で良いの?」

日向はポカンとした顔だった。うん、なかなかの傑作。

「お前で良いって何が?」

「付き合う、とか…」

今度は、ちょっと怒ったような感じで聞いてきた。

「何でだよ?」

「……前、ネットで見たんだけどさ、セックスは有能な子孫を残すための男と女の行為でしかないんだって。……だから、男の俺で良いのか…」

最後、声震えちゃった。でも怖いんだもん。

「あんなぁ、そんなこたぁお前と付き合うって決心したときから百も承知だっつの。だからそんな不安に負けんな」

怖い思いは、杞憂に終わった。

嬉しいくて泣けてきた。

「うん。アリガト日向」


あの記事は嘘だ。

お互いに想い合ってなければセックスという行為自体成り立たない。

無理矢理したら……警察行きだ。

今後一切、性に関する記事は見ないようにしよう。

END

グダグダですみません。

シリアスにしたかったんですけどね…