BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 黒子のバスケ BL小説やっちゃいます☆ 【短編集】 ( No.669 )
日時: 2013/05/04 18:56
名前: 流れ星 (ID: 66F22OvM)

うん。まず国語が苦手。古典とか何それ美味しいの?状態。

【月日】

俺達が付き合いたての頃は二人とも今まで通り友達みたいな感じだった。それから数日後、手を繋いだりデートをしたりもした。

だけどそれ以上進むことはなかった。

付き合ってから数週間。そのくらいのときだった。

急に部室のロッカーに押し付けられ唇を塞がれた。舌まで入れられつい反射的に、突き飛ばしてしまった。

伊月はバランスを崩して反対側の壁にぶつかった。

「っっ……」

「ご、ごめん…大丈夫か?」

突き飛ばしてなんなのだが聞いてみる。その時に見た伊月の顔は……雄の顔だった。欲を丸出しにした狼。そんな感じだった。

伊月は立ち上がるともう一度唇を塞いできた。さっきよりも深く激しく…胸に沸いてきたのは恐怖、怯え。

ごめん伊月と心の中で謝るともう一度突き飛ばして離れた瞬間に逃げるように部室を出た。

「ハハッ…何してんだ、俺。」

最後、乾いた声で聞いたような気がした。

続く