BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 黒子のバスケ BL小説やっちゃいます☆ 【短編集】 ( No.675 )
日時: 2013/05/06 20:30
名前: 流れ星 (ID: 66F22OvM)

【日月?】

「好きだよ。日向」

「あぁ俺も好きだ。」

俺があの日君に言った「愛」とか言う虚ろな言葉は時間と言うクスリに溶かされて「させい」と言う鎖に変わった。

「ど、して…?ひゅー、が…っく…ふぇ…何で浮気…するの…?」

抜き出せない期瞞のループに俺は顔をかきむしって泣いた。

右手の中の見えないナイフを日向の背中に突き立てる。

今夜キミを刺そう…ぜんぶ終わらせよう 月が出ている夜に俺は独り吼える…

「ワァァァン…っ日向ぁぁ!!ご免なさい…ごめんね…」

今夜キミを殺そう別れを告げよう月が出ている夜に俺は独り喚く。

日向があの日俺に誓った「好き」とか言う拙い廃講は慣れとか言うジジツに壊されて「依存」と言う麻薬に変わった。

仮面みたいな笑顔。その俺に張り付いた笑顔の裏側に俺は本音を隠した。

そして騙した…

そう心の奥の淀んだ狂気を…隠した。

そしてそれをお前の笑いにぶちまける。

「殺す…」

今夜日向を刺す。ぜんぶぜーんぶ終わらす。

「日向!——バイバイ」

ザクリ…



——バイバイ——

END

これは巡音ルカのピリオドっていう歌を原文にしました。

いい歌ですよ(^O^)