BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 黒子のバスケ BL小説やっちゃいます☆ 【短編集】 ( No.680 )
日時: 2013/05/12 02:15
名前: 流れ星 (ID: 66F22OvM)

【チャリア宮】

「ウチに来ないか?宮地清志」

「は?」

誰だっけ。こいつ。

「ウチに来ないかって意味わかんねー」

「そのままの意味だ。俺たちのチームに来ないか?」

誰が行くかボケェ。轢くぞ、殺すぞ、刺すぞ、埋めるぞ、パイナップル投げるぞ。

………とは言わず。

にっこり笑って返す俺。

「嫌。」

「な、なぜだ?」

「嫌なもんは嫌。じゃ、俺帰るぜ。」

そう言って踵を返そうとしたとき、周りに柄のワリー奴等が。
つまり、逃げ場はないってか。

「なぁ?宮地考えてくれよ?」

「いい加減しつけぇ!嫌っつてんだろ」

そう言うと男はニヤリと笑った。

「そんなに嫌なら無理矢理にでも…」

そう言って周りの奴等に合図した。その瞬間抑え込まれ、服を脱がされかける。
必死に抵抗するも一対複数。勝ち目はない。

あーもー駄目だ。

頭の片隅で思ったことはあっさり破られた。

二人の後輩によって。

「「俺らの先輩とるな—」」

言わずと知れた、高尾と緑間だ。
てかなんなんだ恥ずかしい台詞は。

高尾と緑間は素早く俺のところへ来て逃げようとする。
周りの奴等は突然の事に動揺していた。

「行きましょう。」

そう言って外に出る。逃げる。



「大丈夫でしたか?」

「あぁ」

「怪我は」

「ねぇよ」

「宮地先輩…スカウトされても行きませんよね…?」

心配そうに聞いてくる後輩に俺は、

「いかねーよ」

とはっきり言った。

その事で安心したのか抱きついてくる。高尾が…

緑間もウズウズしている。

「はぁ、緑間もこいよ」
そう言うと、遠慮がちに抱きついてくる。



「どこにもいかねーよ…」

もう一度小さく呟いた。

END

イミフ…

チャリア宮って良いよね!