BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 黒子のバスケ BL小説やっちゃいます☆ 【短編集】 ( No.703 )
日時: 2013/05/17 21:40
名前: 流れ星 (ID: 66F22OvM)

【日月】

綺麗だと思った。

東京だし、見られないと思っていた。
澄んだ野川にしか生息しない蛍。

いっぱいに蛍の光が広がっている。

「綺麗だね…」

隣の伊月も同じ感想を持ったようだ。

マジで綺麗だ。

一匹、俺の手に止まった。お尻から淡い光を懸命に出している。
とあるジブリ作品で見たことある。

蛍は一日しか持たないと。
本当かは知らないけれど。

「あ…」

蛍が手から飛んでいった。

「……帰るか…」

十分蛍を堪能した所で声をかける。

だが、まだ居たそうだ。

「また明日来れば良い。来年も再来年も、一緒に見に行こーぜ。」

そう言って軽くキスをした。

「うん…」

俺達は手を繋いで夜道を歩いた。

蛍たちと月の光に照らされて…

END

蛍!蛍!蛍!見たよ(^O^)

和んだよ(*^_^*)