BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 黒子のバスケ BL小説やっちゃいます☆ 【短編集】 ( No.762 )
日時: 2013/05/27 12:53
名前: 流れ星 (ID: 66F22OvM)

【日月】

「伊月〜」

「はいどーぞ」

「昨日のアレさぁ」

「もう少し面白かったら良かったね」

「伊月アレ」

「ペンくらい自分で取ってよ」

「何でアレで会話が出来るかわかんない。」

小金井ことコガが呟いた。それは、隣にいたリコ、黒子にも伝わった。

「確かに、アレやコレで会話が出来るのは不思議です。」

「熟年夫婦だからね。」

みなそれぞれの感想を呟く。

「いや、水戸部と話せるコガも十分すごいと思う。」

ポンと肩に手をおかれ、振り向くと、伊月がいた。

「うわっ!居たの!」

「まぁね」

伊月はそれと、と続ける。

「熟年夫婦はやめて。カントク」

「あら、でも1番長いじゃない。この部では。中3の終わりから付き合ってるのよね?」

すると伊月はバッと顔を赤らめ、

「なんで知ってるの!?」

まくし立てる。

「女の勘よ♪」

それでも伊月の顔の赤みは取れない。

「伊月〜」

日向が伊月を呼ぶ。その声が伊月の助けになったのか伊月は走っていく。

「やっぱ熟年夫婦」

「同意します…」


END