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【黒火】火神が嫌われてます。サイテー小説です

椿は誰からも忌み嫌われる。首から堕ちて縁起が悪いと。不幸を呼ぶと…

「なぁ、黒子、来週の練習の「すいません。失礼します」…っ」

「黒子、マジバ行こーぜ」

「…行きたくないんで」

それでも椿は必死に好かれようとする。
だから椿は好きだ。
真っ赤な椿は好きだ。

「……」

でも嫌いすぎると、だめだ。
時間が過ぎていって枯れる。

「火神君が！！自殺を！」

今回もそうだった。
僕は自分の手で椿を枯らした。

ボトリと堕ちて死んだ。首がもたげ堕ちていた。

だけれども、綺麗だと思う。
花その物が地面に落ちるから。原型は残ってる。

椿は好きだ。

忌み嫌われる所も、綺麗に首から落ちるところも……———

END