BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 黒子のバスケ BL小説やっちゃいます☆ 【短編集】 ( No.834 )
日時: 2013/06/10 14:21
名前: 流れ星 (ID: rWLc9jDy)  

【木日】

「HappyBirthday木吉!!」

「は?お、おぉ!ありがとう!」

やっぱり忘れてやがった。自分の誕生日。なんつーかこいつは自分の事は中途半端なんだよな。
今日だってみんなから言われてから、気づいて。

———

「みんなは優しいなぁ」

帰り道、木吉と帰っていると、染々と木吉が今日の事を呟いた。

「あっそ」

正直、俺はまだなにもしてない。いや、何するかは決めてるんだが、なぁ?

やるかやらないか悩んでいたら自販機があった。

「ちょっと待っとけ」

そう言って、自販機でブラックコーヒーを買う。木吉のもとに帰り、退院祝いをしたときみたいにコーヒーを渡す。

「ん」

「あぁ。ありがと。……ってニッガ!ブラックじゃん!!苦手って言ったじゃん!」

「そうだったか?よっしゃ」

あの日のようにやり取りをしていると、分かれ道だ。

「じゃーな!日向、また明日!」

「あぁ。……木吉!!」

「ん?」

木吉が振り替えると同時に自分の唇を重ねた。

「た、誕生日プレゼントだっ!」

そう言い残して、俺はその場を走り去った。

「ありがとう日向」

END

HappyBirthday木吉!