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BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: アニメのBL「黒バス」とか。 ( No.6 )
- 日時: 2013/04/01 21:19
- 名前: 柊 優拓 (ID: CjSVzq4t)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel5/index.cgi?mode
イナクロ
蘭マサ
狩屋side*
「きーりの先輩?」
「何だ?」
「一緒に帰りましょ??」
「え、」
「いーじゃないですか」
多分俺今ニヤリと顔に黒笑を浮かべてるんだろう
「い、いや、やめておく」
やけに顔をひきつらせて霧野先輩。
「いーじゃないですか………」
萎れて見せれば、霧野先輩が焦る。
「仕方がないな」
「ほんとですか?!」
「あぁ。」
二人で歩く帰り道。
手繋ぎたい…
ぱんっ
「あっ、悪い」
たまたま霧野先輩の手にぶつかって
霧野先輩が慌てて謝ってくる。
「いや、別に……」
俯いた俺の手に、ふと、温もりがくる。
「え???」
見ると、霧野先輩が赤くなって
手を握ってくれている。
「あ、その、いや、か?」
俺がかわいいな、と思いながら霧野先輩を
見てると、霧野先輩は不安そうに聞いてきた。
「まさか!嬉しいですよ」
と、言って手を強く握った。
「お、おぅ……嫌じゃなきゃいい」
そ、そんなに、照れられると…こっちも照れるじゃん。
「にしても狩屋。さっき黒笑を浮かべていたが、何を企んでいる?」
「え?あぁ、ほんとは霧野先輩拉致ってやっちゃおうかと
思っていたのですが、照れてる霧野先輩みてたら、
やる気なくなりました。」
「な、なんかさらりと恐ろしいことをいってるぞ?」
霧野先輩、苦笑。
「じゃあ、やるか。」
「はいぃっ?!」
「今の言葉聞いてたら、俺がやる気になっちゃった。」
「なっ!?」
「ほら、いくぞ(黒笑)」
っ!
振り切れないことはなかった。
ただ、されてみたいなー、と。
ま、俺はちょっとだけ後悔するんだけどね。
だって、霧野先輩思ったより激しかった!
次からは絶対受けは避けよう。
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