BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 小学生BL物を書いてみました ( No.4 )
日時: 2018/07/14 22:15
名前: 千早 (ID: Sh.As9LL)

これは小さな恋の物語の続き物です

BLの話になっていますから苦手の人は注意してください

なお、少し暗い話になっていますから心して読んでください

〜ライバルはハンサムな先生!?〜

雪火と両思いになって一ヶ月がすぎた

相変わらず雪火は俺にラブラブアタックするはクラスメートにそれで

からかわれるはでそれが少しなれたある日の出来事

「始めまして、星河 一葵(ほしかわ かずき)だ

お産の為に休んでいる村崎先生の変わりに5年3組の担任になりました

短い間になると思いますがよろしくお願いするよ」

それは23歳位のハンサムのお兄さんが教壇に立っていた

「カズ兄〜!?」

珍しく雪火は椅子から立って驚いていた

でもカズ兄〜?

「おっお前、雪火か、昔、隣に住んでいた

いや〜大きくなったな〜昔はこんなに小さかったのに」

そう言うと雪火を抱きかかえて高い高いをした

「ちょっと、カズ兄〜恥ずかしいって///」

「ほんとに変わってないな、雪火は」

そうニコニコ笑いながら雪火のおでこにキスをした

・・・

・・・・・・?

・・・・・・・・・!?

てっキス〜〜〜〜〜〜〜!?!

「ちょっと先生!何しているんですか!?」

「うん?何って再会の喜びを表現しているんだけれでども」

「だからっといってその…キスはやりすぎだと思います」

「そうなの?でも昔は良くしていたが」

なんだって〜〜そんな羨ましい事を〜〜俺だって数えるくらいしかしていないのに…

って今はそんな場合ではない

少しショックで言葉を詰まらしていたけれどもやがて正気を取り戻してすかさず

先生に食いかかった

「でも、それは昔の事なんですよね、今はもう俺たちは小学5年生ですよ

今したらセクハラです」

「そうなの?雪火も同じ事思っているの?」

「別にそんなに嫌じゃないしそんなに気にする事ではないと思うぞ」

てっ雪火〜〜あっさり裏切りやがって〜〜

「本人もこう言ってることだし、問題はないよね」

「でっでも…」

「充、細かい事気にしすぎだぞ」

「雪火は気に死なさすぎだっちゅうの!」

「じゃあ、これでこの話はおしまいって事でそろそろ授業を始めたいのだが大丈夫かな?」

「あっ…はい…」

俺はそう言うとしぶしぶ席についた

それが自分にとっては最悪の天敵に出会った最初の出来事だった

〜その日の放課後〜

「今日は仕事は無いんだろう、久しぶりに一緒に雪火帰ろうぜ」

「あっごめん、今日はカズ兄と一緒に帰らないといけないんだ

ほら、久しぶりに親父や母親に挨拶したいって言うからさ」

「でもさ…昼休みも一葵先生に学校を案内していたじゃんか

いくら何でもそこまでしなくても良いんじゃないか?」

「でもカズ兄はまだこっちに不慣れだから、やっぱり面倒っていうか

ほっておけないんだよね、あっもしかして充は嫉妬とかしているとか?」

「なっ///なわけあるわけないだろう、いくら何でも自意識過剰なんだよ

じゃあ、勝手しろ、じゃあな!」

それから俺は雪火の返事を聞かずに教室を後にした

まったく…雪火の馬鹿やろう…

それからと言うものおなじようなことがしばらく続いた

そんなある休日に、久しぶりに雪火と休みの日に遊ぶ事になった

でもまさかあんな事になるとは思っていなかった

「雪火の奴、自分から誘ったのに遅刻とはどういう事だよ…」

そうこうぐちっていたら雪火が現れた

「ごめん、充、お待たせ、少し準備に手間取ってさ」

「おせえぞ、まったく何時まで待たせるつもり…なんだ…?」

一瞬、雪火と一緒に現れた人物を見て俺は目をぱちくりさせた

「って、先生!?何で先生がココにいるんだよ!」

「そんな言い方、カズ兄に失礼だろう

ほら、カズ兄はここの町に引っ越してきて間もないから色々

解らないんだろうと思って案内することになったんだけれどさ

俺一人よりも充と二人の方が案内しやすいって思ってさ

別に構わないよな、それとも何か用事があったのか?」

「そりゃ…構わないけれども…」

「ごめんね、せっかくの休日に案内させてしまって」

「別にいいけれども…」

ふてぶしく返事をすると俺と雪火と二人で先生を街中を廻って案内しだした

いちいち先生の質問に嬉しそうに雪火は答えていた

全くなんだよ…そんなに嬉しそうに…そんなに嬉しいなら俺とじゃなく先生と

付き合えばいいじゃんかよ…今日は久しぶりの雪火とのデートだと思って

楽しみにしてのに…そう考えたら少し泣きたくなった…

それからしばらく行き付けのマクドで先生が雪火と俺にご飯を奢ってくれたが

最悪の気分でご飯の味も全然わからなかった、それこれ先生を街中を案内してはたま〜に

先生につっかかってはそれを雪火はあきれてそんなこんなで今日の一日が終わった

まったく何してるんだろう…久しぶりに雪火と遊んだと言うのにさこれも先生の

せいだっちゅうのって原をむしゃくしゃさせて少し逆恨みをしてみた

それからしばらくもやもやした日が続いた、その日は委員会で帰りが遅くなって

教室で帰宅準備をしていた、そうしていたら一葵先生が教室に入ってきた

「なんだ、まだ残っていたのか、あっそうか、確か今日は委員会の集まり

だったのか大変だな」

「そんな事ない、決められた仕事だから、所で今日は雪火と一緒ではないんだね」

少しとげがある言い方で話したそうしたら先生がくすくす笑い出した

「なっ!?何がおかしんだよ!」

「いや〜ごめん、ごめん、あまりにも嫉妬が可愛かったものだからさ」

「ふん、別にいいだろう!」

少し不機嫌そうにあさっての方向を見るとだんだん涙が溢れてきて下を

俯きながら感情を先生にぶつけるように話しだした

「お願いだよ…俺から雪火を取らないでよ…俺…雪火がいないと駄目なんだよ…」

俺は水道の序口が壊れたかのようにわんわん泣いた

そうすると先生が俺の頭を優しく撫でてくれた

「大丈夫だよ、安心して、取らないから」

「本当に…?」

「ああ、それに俺には他に好きな人がいるからさ」

「…誰なんだよ…」

「それは充だよ、初めて会った時から可愛い奴だなって思っていてさ

雪火に色々聞かされていていつも見ていたらたまらずに充の虜になったんだよ」

「えっ!おっ俺!?」

「だからためしに付き合ってみないか」

そう言うと俺の顎を左手の人指し指で持ち上げてマジかに覗き込む

俺はあわあわ慌ててると先生が俺にキスをしそうになるといきなり教室の扉が

開いて雪火が入ってきた

「ちょっと、まって〜〜〜!」

「えっ!雪火!?」

「充は俺の物だぞ、いくら、かず兄にだって渡さないからな!」

「やれやれ、もう少しだったのにもうお邪魔虫さんがはいったみたいだね…」

「当たり前だよ、かず兄の好みくらい知っていたからさ、充にちょっかいを

出さないように日々監視をしていたのに目を放した隙にこれだもんな

まったく油断も好きもないよ」

「そう簡単に雪火をまける事はできないか

でも雪火に愛想尽かしたらいつでも俺に乗り換えても歓迎するから」

そう言いきると先生は教室を出て行った

少しそれを呆然と先生の出て行った扉を見ていたらいきなりずいずいと雪火が

俺に近づいてきた

「充、お前は隙がありすぎるんだよ、もう少しでカズ兄に食べられる所

だったんだからな解っているのか!」

「ごっごめん…」

「これはおしおきがしつようだな」

「えっ!ちょっとまて、雪火」

凄く慌てながら後ろに下がったがすかさず雪火に両手首を掴まれ雪火にキス

をされて舌を口に入れられて濃厚なキスを10分くらいしてはなした

離された俺はその場にへたりと座り込んだ

「雪火、お前のせいで腰が砕けて起き上がれないじゃないかこれから帰ろうと

思っていたのにどうしてくれるんだよ」

「これは充が悪いんだから、自業自得だ

でも腰が砕けるくらい感じたって事なのかな」

「そんなの知るか///!」

「でも今度同じ様な事が起こったら今度はこんな物じゃすまないからな」

そう怪しく微笑む雪火見ながら多分一生雪火には叶わないんだろうなと思わず

にはいられなかった

〜つづく〜