BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 小学生BL物を書いてみました ( No.5 )
- 日時: 2018/07/14 22:17
- 名前: 千早 (ID: Sh.As9LL)
〜気づかされる思い〜
「まったく年末の大掃除なんかよくやってられるよな」
俺はぶつくさいいながら部屋を大掃除していた
すると一通の手紙を見つけた
「あっこれってたしか、あの時の手紙じゃんか、懐かしいな…
でも雪火の気持ちに気づいたのはあいつのおかげなんだよな
あいつ、今はどうしているかな…」
それは俺が小学2年生の時
「あれ?机の中に手紙が入っている、なんだろうこれ」
そう言うと手紙を開いた
「なになに、放課後に体育館裏に来てください
充様に伝えたい思いがありますだって…なんだろう…?」
手紙を不思議そうに見ていたら背後から雪火に話しかけられた
「充どうしたんだ?」
「いや、ちょっと、誰かに放課後に呼び出しをくらったみたいでさ」
「お〜〜それは決闘か?すけっとならやってやらんでもないぞ」
「ば〜か、ちげ〜よ、そんなわけだから、放課後先に帰ってくれていいから」
「そうか、なら今日は一人寂しく先に帰る事にするから」
「すまないな、雪火」
〜放課後の体育裏〜
「来て見たのはいいけれども誰もいないなまさかいたずらっだったのか?」
一度辺りを見渡しながらため息を吐いているといきなり後ろから話しかけられた
「ごめんなさい、待たせてしまいましたわ」
振り返ると青色の着物の来た大和なでしこ的な美少女がそこには立っていた
「いや、俺も今来たところだから、所で俺に話ってなんなんだ
こんな所に呼び出して人には言えないことだったのか?」
「それはその…いきなりこんなはなしをして驚かせてしまったらすいません
実はわたくし、充様の事をお慕いしております
もし宜しければわたくしと付き合ってくれないかしら?」
「えっ…え〜〜俺〜〜!?だっだって俺と君は今あったばかりだよ
なんで俺なんだよ、ルックスだって頭だってそんなに良くないのに///」
あわあわ慌ててるとやんわりとその子は微笑んだ
「充様は忘れているかもしれませんがわたくしは充様に昔会った事がありますわ
それともわたくしでは充様の恋人にはあわないかしら…」
その子は今にも泣きそうな表情で俯いた
「そっそんなわけないよ、こんな俺で良かったら喜んで恋人になるからさ」
そう俺がいうとぱ〜と明るい笑顔になった
「本当ですの?」
「うん、だから君の名前を教えてくれないか?」
「それは失礼しましたわ、わたくしは咲坂つかさと申しますわ」
「これからよろしくな、つかさ」
「ええ、よろしくお願いします、充様」
それが俺に初めてできた恋人だった