BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: ☆スマイルプリキュア〜二人の夢〜☆ ( No.1 )
- 日時: 2018/07/12 06:48
- 名前: 千早 (ID: MbxSjGAk)
スマイルプリキュア〜二人の夢〜
これはスマイルプリキュアの星空みゆきとキャンディを中心にした百合小説です
〜第一話〜
(最初は、みゆきの視点で書かれています)
その小さな妖精は、私にとって夢その者だった。
そしてこの学校に転校して初めてできた友達だった。
私にとって小さい妖精は、一番の友達だった。
気がついたら小さな妖精の事が好きになっていた。
そして小さな妖精に対して恋に落ちている自分がいた。
だから私は、小さな妖精に自分の思いを伝える事にした。
〜私の気持ち〜
私は、キャンディを人が少ない時間の公園に呼び出した。
「みゆき、大切な話ってなにクル?」
キャンディは、不思議そうに首を傾げてどんな用事なのか質問をした。
「えっとね……あのね……」
私は、いざキャンディに愛の告白をしようと思うと緊張して口ごもった。
「みゆきらしくないクル。
みゆき、どうしたクル?」
キャンディは、私の態度を見て不思議に私を見上げてどうしたのか質問をした。
「あのね、キャンディの事好きなの!
だから恋人になってよ!」
私は、顔を真っ赤にしてキャンディに私の思いの精一杯の愛の告白をした。
「キャンディもみゆきの事が好きクル!
でも恋人ってなにクル?」
キャンディは、ニッコリと笑い私が好きな事を伝えた。
でもキャンディは、恋人って言う言葉が解らなくてキョトンと首を傾げた。
「相手の事を思うとせつなくなったりね。
相手の事を思いを愛の言葉を伝え合ったり愛し合ったりする事だよ」
私は、自分が恋人とする思いつく事をキャンディに伝えた。
「難しいクル……」
キャンディは、私の説明が難しくて困ったように私を見つめた。
「う〜ん……それならば一番好きな人といつも一緒にいることだよ」
私は、キャンディにも解るように優しく恋人の説明をした。
「うん、良く解ったクル。
キャンディは、みゆきと恋人になるクル」
キャンディは、大きく頷いて嬉しそうに私と恋人になってくれる事を了承してくれた。
「ありがとう、キャンディ」
キャンディが嬉しそうに話すのを見て私も嬉しくなった。
こうして私とキャンディは、恋人になった。
それからしばらくしてから二人でデートに行くことになった。
デートの場所は、街が見渡せる公園の丘だった。
私は、キャンディのために頑張って沢山お弁当を作った。
「わ〜〜凄いクル。
みゆき、街が見渡せるクル」
キャンディは、嬉しそうに公園の丘の上から街の周りを見渡して目をキラキラさせた。
「ねえ、凄いでしょう。
私のお気に入りの場所なんだよ。
キャンディも気に入ってくれた?」
私は、キャンディが嬉しそうに公園の丘の上から街を見渡すのを見て自分も嬉しくなりこの場所を気に入ってくれたのかキャンディに質問をした。
「キャンディ、気に入ったクル」
キャンディは、両手を広げて嬉しそうにニコニコしながら気に入った事を伝えた。
「それならば良かった。
これからも私のお気に入りの場所を一杯キャンディに見せてあげるからね」
私は、キャンディが嬉しいのが嬉しくてニコニコしながらキャンディを見つめた。
「みゆき、本当クル?
キャンディ、みゆきのお気に入りの場所に一杯行くクル!」
キャンディは、私のお気に入りの場所に連れて行くと言う言葉を聞いて嬉しそうにニッコリと笑った。
いキャンディのお腹がすいたぐ〜〜と言う音が聞こえた。
「キャンディ、お腹がすいたクル……」
キャンディは、ひもじそうに自分のお腹を擦りお腹がすいた事を伝えた。
「それならばお昼にしよう、キャンディ」
私は、敷物を広げてから鞄から三段重ねの弁当を出すと敷物の上に弁当を広げた。
「美味しそうだクル〜〜」
キャンディは、嬉しそうに目をキラキラさせながら弁当を見つめた。
「どぅぞめしあがれ」
私は、取り皿の上に唐揚げやサラダなどの置いた。
私は、おかずを乗せた取り皿とフォークをキャンディに渡した。
「みゆき、いただきますクル」
キャンディは、両手を合わせていただきますをした。
「みゆき、美味しいクル〜〜」
キャンディは、唐揚げを食べると幸せそうに微笑んだ。
「それならば良かった……
まだまだあるからどんどん食べてね」
私は、キャンディが美味しそうに食べているのを嬉しそうに見つめた。
そして自分も弁当を食べた。
気が付いたら弁当を全て食べ終わった。
「お腹が一杯クル〜〜」
キャンディは、お腹がいっぱいで満足そうにお腹を擦った。
「キャンディ、ほっぺたに米粒がついているよ」
私は、キャンディのほっぺたについている米粒を舐めてとった。
「みゆき、こそばゆいクル〜〜」
キャンディは、こそばゆそうに顔を赤らめて体を震わせた。
私は、キャンディの顔を赤らめた姿を見て気持ちが高鳴った。
「う……ん……キャンディ……」
私は、キャンディの口に激しくキスをした。
「う……ん……みゆき……やっ……苦しいクル……」
キャンディは、私に激しくキスをされると苦しそうにした。
「ん……キャンディ……う……ん……」
私は、気分が高鳴り嫌がるキャンディに気をとめられなくて激しくキスをした。
「ふぇん〜〜みゆき、止めるクル〜〜」
キャンディは、とうとう我慢の限界が超えて涙を流して大声で泣き出した。
「はっ!?ご、ごめん、キャンディ!!」
私は、キャンディの泣き声を聞いて我にかえり慌ててキャンディの口を離した。
私は、両手を合わせてキャンディに謝った。
私は、キャンディに近寄ろうとするとキャンディが私から逃げるように後ろに下がった。
「こんなことをする、みゆきなんか嫌いクル!!」
キャンディは、私から走って逃げて行った。
「キャンディ、待ってよ!」
私は、逃げて行ったキャンディを探して街を駆け回った。
それでもキャンディは、見つからなかった。
「みゆきちゃん……?
こんなところでどうしたの?」
声をした方を振り向くとやよいちゃんが立っていた。
「どうしよう、私ね、キャンディに酷い事をしてしまったの……」
私は、泣きながらやよいちゃんに抱き着いた。
「落ち着いてよ、みゆきちゃん。
何が合ったのか聞かせてよ」
やよいちゃんは、私を優しく抱き締め返してくれた。
私は、やよいちゃんに全て話して協力してもらうことにした。
〜キャンディの気持ち〜
(ここからキャンディの視点で書かれています)
キャンディは、みゆきが怖くなった。
みゆきは、いつも優しいのにあの時のみゆきは別人みたいで恐かった。
「キャンディ……?
こんなところでどうしたの?」
声がした方を振り向くとやよいが立っていた。
「やよい!」
キャンディは、やよいに出会った事で安心してやよいに抱き着いた。
「みゆきちゃんが捜していたよ」
やよいは、キャンディを抱き受けてくれてキャンディを見つめた。
「みゆき、なんか知らないクル……」
キャンディは、やよいの体に顔をうずくめながら不機嫌そうに話した。
「みゆきちゃんと何かあったの?」
やよいちゃんは、優しく何があったのか質問をした。
「キャンディの事が好きって言ったのにキャンディに酷い事するクル
あんなことするみゆきなんか嫌いクル……」
キャンディは、不機嫌そうに俯いた。
「でもみゆきちゃんもキャンディだからあんな事をしたと思うよ」
やよいは、キャンディを優しく見つめてみゆきのしたことをキャンディに優しくフォローをした。
「キャンディは、理解できないクル……
やよいもあんな事したい人っているのクル?」
キャンディは、納得がいかなそうに俯いた。
キャンディは、直ぐにやよいの方を向いてやよいもこんな事をしたい人がいるのか質問をした。
「私にもそんな事をしたい人は、いるよ。
でも私の場合は、片思いだからね……」
やよいは、辛そうとも見えるような苦笑いを浮かべた。
「やよい、辛そうクル……
大丈夫クル?」
キャンディは、心配そうにやよいをに見上げた。
「ありがとう、キャンディ。
でもこのままみゆきちゃんに会わなくて良いの?」
やよいは、優しくそのままで良いのか質問をした。
「今は、みゆきに会いたくないクル……」
キャンディは、辛そうに俯きながらみゆきに会いたくないって呟いた。
「それじゃあ、キャンディ、しばらく私の家に来る?」
やよいは、優しくキャンディの顔を覗き込んでやよいの家で泊まるか質問をした。
「うん、キャンディ、やよいの家に行くクル……」
キャンディは、小さく頷いてやよいの家に行くことを伝えた。
キャンディは、しばらくやよいの家に住むことになった。
それから何回もみゆきがやよいの家の前に来た。
そのたびに辛そうにやよいの家を見上げて帰って行った。
あんな辛そうなみゆき見たくないクル……
そしてこのままみゆきと離ればなれになったままだと考えたら心が辛くなった。
キャンディは、みゆきの笑顔が好きだったクル。
キャンディは、この状況を良くするためにみゆきに会いに行った。
〜二人の気持ち〜
(ここからみゆきの視点です)
キャンディがやよいちゃんの家に行ってから10日が過ぎた。
相変わらずキャンディに会えないでいた。
キャンディにあんなことをしたんだからしかたがないと思っていた。
自分が悪いと解っていても辛かった。
学校から自分の部屋に帰ると部屋には、懐かしいあの子がいた。
「みゆき、キャンディはね……」
キャンディは、恐々と私に近づいて来た。
「あんなことしてごめんね、キャンディ。
もうキャンディの嫌がることはしないから安心をしてよ」
私は、泣きながら土下座をしてキャンディに謝った。
「みゆき、キャンディは、もう怒っていないクル。
キャンディは、みゆきの笑顔が好きクル。
だからみゆきには、笑っていてほしいクル」
キャンディは、軽く首を横に振り怒っていない事を伝えた。
「キャンディ、ごめんね、ごめんね、ごめんね」
私は、キャンディが許してくれたのが嬉しくて泣きながらキャンディに抱きついた。
「みゆきは、泣き虫クル〜〜」
キャンディは、抱き着いて泣いている私を慰めるように優しく何回も頭を撫でてくれた。
「でも今度同じことをしたらみゆきの事を嫌いになるクルよ」
キャンディは、腰に両手を当てて先生が生徒に𠮟るように話した。
「うん、もう絶対絶対しないからね」
私は、両手で涙を拭いて大きく頷いてキャンディに酷い事をしない事を伝えた。
「でもみゆきの事は、一番好きクル。
だからみゆきがキャンディの恋人なのは、変わらないクル」
キャンディは、ニッコリと笑いみゆきがまだ恋人な事を伝えた。
「キャンディは、まだ私の事を恋人だと思っていてくれるの……?」
私は、キャンディにしてしまった事を考えるとそんな資格があるのか解らずに不安そうにキャンディを見つめた。
「みゆきは、キャンディの恋人じゃないクル……?」
キャンディが私が恋人では、なくなったのか寂しそうに私を見つめた。
「うん、キャンディは私の恋人だよ。
ありがとう、キャンディ……」
私は、キャンディの気持ちが嬉しくてまた泣きながらキャンディに抱き着いた。
「みゆき、泣き虫クル〜〜」
キャンディは、仕方がなさそうに苦笑いを浮かべ私の頭を優しく撫でてくれた。
私は、キャンディの気持ちが嬉しくて三十分くらい涙が止まらなかった。
私は、キャンディを泣かせないようにすると改めて心に誓った。
〜つづく〜