BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 魔法少女まどか★なのは ( No.10 )
- 日時: 2013/08/25 19:41
- 名前: 千早 (ID: v2BiiJyf)
一章と三章はまどかで二章はなのはの視点から書かれています
〜七話〜
〜第一章〜
なのはちゃんは胸を揉まれすぎてぐったりして床にうつぶせになっていた
「大丈夫、なのはちゃん?」
なのはちゃんは力弱くうなずいた
「あいかわらずなのはちゃんの胸は触りごごちがええの〜〜
この揉みごたえはSランクやな」
「そんなにいいのか?」
「そりゃ〜〜神級やで」
「そんなにいいのか…なら私も」
さやかちゃんが手をわきわきしながらなのはちゃんに近づいてきた
「ひぃっ!」
「ちょっとさやかちゃん!?」
「はい、そこまでよ、さやかさん」
人数分の紅茶を置いたおぼんを持ったままマミさんはさやかちゃんとなのはちゃんの
間に入り込んだ
「それではそろそろ説明をいいかしら?
さやかさんもまどかさんもキュゥべえの声が聞こえたってことは
二人とも魔法少女の資質があるからまったく他人事ではないのよ」
そういいながらマミさんは私、さやかちゃん、なのはちゃん、はやてちゃんの
前に順番に紅茶の入ったカップを置いてから最後にマミさんは自分の座る所の
前においてからテーブルの近くに座ると私達を見渡した
「まず魔女と使い魔の事から説明するわね
はやてさんには説明したと思うけれども殺人、自殺などの全ての犯罪は
魔女と使い魔が原因で呪いそのものでもあるのよ
でも使い魔は魔女ほど強くはないのだけれどもね」
「そんな者がいたら大変じゃないですか!」
「そうね…でも魔女達には天敵がいるのよ
それがキュゥべえと契約した魔法少女なのよ
キュゥべえに何か願いを一つ叶えてもらうかわりに魔女を倒す使命をもった
魔法少女になるのよ
でこれが魔法少女の証拠のソウルジェムなのよ」
マミさんはオレンジ色に輝く宝石を出して私達に見せた
「綺麗な石ですね…」
「でもまだあるのよ、魔女を倒すと使い魔と違ってグリーフシードを落とすのよ
グリーフシードはソウルジェルの濁りを清めたり体力を回復したり病気の症状
おさえたりできるのよ、でもびっくりしたわ
まさかはやてさんの他に違う世界の魔法少女がいるとは思わなかったわ
てことはなのはさん達の他にいるのかしら?」
「それはわかりません…私もはやてちゃんに再開したのは最初ですから…
でもきっとフェイトちゃんもこの世界に一緒に飛ばされたはずですけれども…」
「フェイトちゃんて?」
「フェイトちゃんは私の特別な友達です
金髪の長い髪でクールで本当にかっこよくて素敵な子なのです」
「なのはさんは本当にフェイトさんの事が好きなのですわね」
「はい、私はフェイトちゃんの事が大好きですから」
「あいかわらずなのはちゃんのフェイトちゃんに依存するラブラブぶりは
すじがねいりやな」
「そんな大胆なことをさらっていうなんて今時な子供は進んでいるだね…
ほむらちゃん…」
「ほむらさんてもしかしてさっき会ったお姉さんですか?」
「うん、そうだよ」
「ほむらさんはまどかさんの大切な人なのですね」
「でもほむらちゃんは私の事あんまり好きではないみたいで…
それになぜあんな怖いことをしようとしたのかわからなくて
私どうしたらいいのかわからないよ…」
「そうね…多分キュゥべえへの逆恨みではないのではないかしらね
契約して魔女との戦いに疲れて逆恨みしてキュゥべえに
襲いかかる者が結構いるのよ」
「本当にそれだけでしょうか?」
「それってどういうことかしら?
現にキュゥべえは襲われているのよ」
「それはわかりません…
でもほむらさんの目悲しそうでした
まるでフェイトちゃんの昔と同じ目でしたから
どうしてもほむらさんの事が悪い人には思えません」
「なのはさんがそういうのであればそうかもしれないけれどもでも
ほむらさんに警戒するにこしたことはないわ
警戒するにこしたことはないものね」
そういうとマミさんはぽんと手を叩いた
「これから本題だけれども魔法少女になるかどうかは別として魔法少女
の仕事の事を見学してみない?
もちろん危険がないとはいえないけれども仕事を見てからゆっくり考えて
答えを出すのも一つの手だと思うわ」
「わかりました、では見学させてください」
「まどかが見学するのなら私も見学させてください」
「なのはさんも一緒にどうかしら?
もちろんはやてさんも
こちらの世界の魔法少女の力も気になるでしょう」
「ぜひお願いします、マミさんがどれほど強いか見せてください」
「私も引き続きついていかせてもらうで」
「なら決まりね
でも今日は遅いから魔女の詮索は明日からよ
今日はお茶会を楽しみましょう」
そういうとマミさんは台所からクッキーを持ってきてテーブルの上に置いた
「お茶会の前にお聞きしたいのですが叶える願いって自分の願い以外でも
いいんですか?
たとえば他人の怪我や病気を治すとか?」
「そうね…それがさやかさんに本当に叶えたい願いなら止めはしないけれども
おすすめはできないわね、もし他の人が自分のために犠牲になったと知れば
自分をせめるだろうしそれにきっと願いを叶えたものと叶えられたものも
二人とも不幸になると思うわ、さやかさんには少し難しかったかしらね」
そういうと気分を入れなおすみたいにマミさんは手をぽんと叩いた
「難しい事はここまでせっかく女の子がこんなに集まっているもの
恋話でもりあがりましょう」
「えっ?恋話ですか?」
「ええ、たとえばなのはさんとフェイトさんなりそめの話とかよ」
「それだったら私も聞きたいな」
「えっ?私とフェイトちゃんの話なんかそんなに面白い話ではないですよ」
「それは私も知りたいで、なのはちゃんもフェイトちゃんも恥ずかしがって
教えてくれへんかったさかい、今日こそ教えてもらうで
教えてくれへんとその胸にいたずらするで」
「それいいな、なら私も手伝ってやるよ」
はやてちゃんとさやかちゃんは手をわきわきしながらなのはちゃんに近づいた
「ひっ!」
すぐにマミさんがはやてちゃん達となのはちゃんの間に入りこんだ
「ほら、二人とも悪乗りしないの、なのはさんが本当に怖がっているわよ
なのはさんも言いたくなかったら言わなくてもいいのよ」
「大丈夫です、隠すことでもありませんから
私とフェイトちゃんと初めて会ったのはジュエルシードを集める時だったんです
あの時のフェイトちゃんは敵同士で何回も戦いました
最初戦った時は凄く悲しそうな目をしていて私はフェイトちゃんの事は
気になりました」
「つまりフェイトさんに一目ぼれだったのね」
「それはわかりません、でも今思えが多分そうだったと思います
何回も戦ううちにフェイトちゃんの事が知りたいそして友達になりたいと
思うようになりました、フェイトちゃんはお母さんのために頑張っていると
知りそれなのにお母さんに捨てられて落ち込んでいるフェイトちゃんに
何もできなくて私が辛くてでも最後は自分の力で立ち直ってそんな
フェイトちゃんがまぶしくて別れる時に友達の証として私のリボンと
このフェイトちゃんのリボンと交換したんです
ですからこのリボンは私とフェイトちゃんの友達の証なんです」
なのはちゃんは自分につけているリボンを大事そうに触った
「私の事は話したのですからマミさん達の事も教えてください」
「残念ながら私にはそういうのはないのよね
でもさやかさん達にはそういう話はおおそうね」
「私はもちろんまどか命でまどかは私の嫁だからな」
「もうさやかちゃんたら…」
「でもまどかはあの転校生にぞっこんなんだろう」
「ぞっこんとかそんな…ただ夢で出会って告白されただけだよ…」
「それは気になるわね、詳しく教えてもらおうかしら?」
「もちろん教えてくれないとまどかちゃんのそのほうふくな胸を揉むで」
「もちろん私も手伝うから安心しな、まどか」
はやてちゃんとさやかちゃんは手をわきわきさせながら私に近づいた
「もう二人ともちゃんと教えるから!胸は揉まないでよ!」
「それは残念やな」
「ちぇっ、久しぶりにまどかの胸をたんのうできると思ったのにさ」
「二人とも怒るよ」
「冗談や、まどかちゃん」
「もう…じゃあ、話すね、ほむらちゃんは昨日の夢の中で私の為に傷つきながら
私の為に戦ってくれていて私は何もできないで辛くてそれでどうにかしようと
思って夢の中で出会ったキュゥべえにお願いをしようとしたところで目が
覚めたんだよ」
「夢の中でキュゥべえに出会ったの?それは不思議なことがあるのね」
「はい、夢を見た次の日にほむらちゃんがクラスに転校してくるんですから
驚きましたよ、でほむらちゃんに保健室に案内を頼まれた時に告白されました
でも半分は冗談みたいでしたが…あんな美人なほむらちゃんが私に告白する
はずはないですよね…」
「そんなことないわ、ほむらさんも照れているだけよ
でもまどかさんはほむらさんの事が好きなのね…」
まどかは照れながら俯いた
「それでは今日は遅いからおひらきにしましょう
では明日は商店街の時計台に夜の六時に集合よ」
「はい」
それから私達は解散した