BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 魔法少女まどか★なのは ( No.11 )
日時: 2013/08/25 19:43
名前: 千早 (ID: v2BiiJyf)

(七話の続きです)
〜第二章〜
私とはやてちゃんは集合場所の時計台に少し早く来てマミさん達を
待つことにした、しばらくするとさやかさんが現れた
「おっ早いな、なのはとはやてはもう来ているのか」
「はい、でもまどかさんは来ていないんですね」
「まどかは委員会が遅れるって言っていたぞ」
「そうですか…」
ビルの曲がり角を見るとフェイトちゃんが通り抜けていくのが見えた
「ッ!フェイトちゃん!?」
「えっ、フェイトちゃんがいたん?」
「うん、ごめんなさい、さやかさん、マミさんに謝っておいてください
私、フェイトちゃんを探してきますから」
「私もいくで、マミちゃんに悪いけれども今はフェイトちゃんを見つけるのが
先決やから、そういうわけでマミちゃんの事よろしく頼むで」
私とはやてちゃんはフェイトちゃんが歩いて行った曲がり角に追いかけた
〜第三章〜
私は先生の手伝いが少し手間取って急いで集合場所に向かった
「あれ、さやかちゃんだけ?なのはちゃんとはやてちゃんは?
それにマミさんも来ていないんだね」
「マミさんはまだ来ていないよ
なのはとはやてはフェイトを見かけたから探しに行ったぞ」
「あら、まどかさんとさやかさんだけなのね」
私はあわてて後ろを振り返るとマミさんがやんわり微笑んでいた
「なのはちゃんとはやてちゃんはフェイトちゃんを見かけたらしく
フェイトちゃんを探しに行ったみたいです」
「そうなのね…しかたがないわね、ではこの三人で行きましょう」
「はい」
マミさんにつれられて病院の前にくるとマミさんが持っていたソウルジェムが
光輝いた
「ではいくわよ、覚悟はいいかしら?」
「はい」
「私もいつでも大丈夫です」
マミさんが私達を見渡すとマミさんがソウルジェムを手に握ると光輝き
魔法少女に変身してマミさんが右手を前に差し出すと空間がさけて
左手で私を掴むとさやかちゃんは私を掴むと避けた空間に吸い込まれた
それから私達は絵本の通路みたいな廊下でると前に歩き出した
「ここが魔女の結界の中なのですね」
「ええ、そうよ、私からはなれては駄目よ
はぐれたら帰られなくなるから」
「はい」
「でもマミさんは大変ですね、あんな怖い魔女と戦うなんて」
「そんなことないわ、もうなれたもの」
「そんな事あります
悪い魔女から私達を守ってくれてまるで正義の味方みたいです」
「正義の味方?」
「はい、人知れず私達を守ってくれていますから
マミさんは正義の味方そのものです」
「そう…かしら…?」
「絶対そうです!」
「なんだかそういってくれると少し照れるわね
私は全然そんなつもりはなかったもの…そんな大それたもんではないわ
でもそうね、なら正義の味方になるのも悪くはないわね」
「はい、頑張ってください」
「でもその前に…いつまでつけてくるのかしら?
そうつけられたら悪い気がしないわね」
物陰からほむらちゃんが現れた
「やっぱりあなただったのね、確かほむらさんだったわね」
「巴マミ…今回の戦いは私に譲りなさい…今回はあなたにはにのおもい相手よ…」
「そうはいかないわ、それにあなたのことは私は信用していないもの」
突然ほむらたんが大きな布に絡まり動けなくなった
「ッ!?!やめなさい、本当にあなたが戦ったら駄目なのよ!?」
「マミさんが負けるわけないだろう
あんたはしばらくそこでそうしていろ」
「そうね、戦いのじゃまされるわけにいかないものね
でも安心して帰りには解放してあげるわ」
「ほむらちゃん…」
「では気を取り直して行きましょう」
ほむらちゃんを置いて私達が歩き出すとしばらくすると大きな扉の前に出た
「この扉の向こうに魔女がいるわよ
覚悟はいいわね」
さやかちゃんと私は頷頷くのを見てマミは扉を開けるとマミさんが先頭に
さやかちゃん、私と入っていくと小さな女の子みたいな黒のゴスロリ
を着たぬいぐるみがゆっくりふらふらと歩いていた
「さあ、すぐにきめるわよ」
マミさんの袖から大量の魔法銃を出すと地面にたててそれを横から順に両手で
銃を持ち魔女に向かって命中させていくと全部撃ち尽くしたところで両手を前にすると布が集まり巨大な魔法銃になった
「フィナーレー!」
引き金を引いて弾丸を発射すると魔女にあたり爆発するかのように大きく
膨らむとお腹がわれて顔の大きな芋虫みたいなのが出てきた
「えっ?」
気が付くと魔女はマミさんを飲み込むかのように口を開けてマミさんを飲み込む
ように近づいてきた
「マミさん!!」
でも食べられる前に突然雷が横切ったかと思えば雷色に輝く人物が魔女に
ぶつかると魔女の口がすれすれのところで魔女の攻撃がマミさんから外れた
光がおさまると金色の髪の女の子が現れた
「フォトンランサー・ファランクスシフト!ファイヤー!」
金色の髪の女の子の周りに38個の魔法陣が現れると一つの魔法陣から一秒に
七発の槍のような魔力弾が出てそれが三秒続き煙がはれるとその時は魔女の姿
がなくかわりに一つのグリーフシードが床に落ちていると背景が崩れるように
元にいた病院の前にかわったそれを見てマミはグリーフシードを拾い上げた
「ありがとう、助かったわ、えっと、なのはさんの友達のフェイトさんよね」
「そうです…私はほむらにマミを助けてって頼まれて助けただけ…」
「ほむらさんに?でもおかしいわね
ほむらさんが私を助ける道理が思いたたないわね」
「わからなくてもかまわない…」
フェイトちゃんが私の方を向いた
「あなたがまどかね…魔法少女にはけしてなっては駄目…
ほむらの頑張りを無駄にしないで…ほむらは誰よりもまどかの事を思っている…
ほむらはまどかが全てだから…忘れないで…」
「えっ、それって?」
私がフェイトちゃんに近づこうとするとなのはちゃんとはやてちゃんが
息を切らせながら走って私達に近寄ってきた
「マミさん、すいません、魔女退治に参加できないで、フェイトちゃんを
見かけて探したんですけれども…てっフェイトちゃん!?!」
「なのは…」
「会いたかったよ〜〜フェイトちゃん〜〜」
なのはちゃんがフェイトちゃんに抱き着いた
「ん…なのは…危ないよ…」
「えへへ〜〜フェイトちゃん〜〜」
なのはちゃんはフェイトちゃんに頬ずりしていると突然フェイトちゃんの口に
キスをしてそのままフェイトちゃんの舌をなのはの舌を絡ませると五分続いた
「なのはちゃん、ストップや、それ以上したらフェイトちゃん使い物に
ならなくなるで」
「え〜〜もっとしたのに」
なのはちゃんはしぶしぶフェイトちゃんを離すとフェイトはふらふらしていた
「近頃の子供は積極的なのね…」
「なのはちゃん、大胆だよ、私にはまねできないかも…」
「大丈夫なん、フェイトちゃん?」
「らいじょうぶ〜〜」
フェイトはふらふらしていたけれどもしばらくするとふらつきはおさまった
「でもフェイトちゃんに会えて良かったで
で今までどうしていたんや?」
「ある人に助けられて今はその人の手伝いをしている…
だからなのは達とは今はそばにいられない…」
「そうか…寂しいけれどもフェイトちゃんがそう決めたのなら寂しいけれども
我慢するね」
「ありがとう…なのは…もう行くね…キュゥべえには気を付けて…」
「それってどういう意味なの?」
フェイトちゃんは空を飛んでこの場を離れて行った
「マミさんはフェイトちゃんの最後の言葉どう思いますか?」
「わからないわね、キュゥべえは私達にとってなくてはならないものはずよ」
その時の私達はいくら考えてもフェイトの言葉の意味が理解できずにいた
でも近いうちにフェイトちゃんの言葉の意味を身にしめて理解することになる
〜続く〜