BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 魔法少女まどか★なのは ( No.12 )
日時: 2013/08/25 19:46
名前: 千早 (ID: v2BiiJyf)

一章はさやかの視点で二章はまどかに視点から書かれています
〜第八話〜
〜第一章〜
私にはかけがえのない人がいる
まどかと仁美はもちろんの事あともう一人入院中の恭介だ
「今日もやっと学校が終わったよ、もうくたくただよ…」
「お疲れみたいだね、でもしかたがないよ、今日の体育はマラソンだったから
気を取り直してこの後遊びにいく?」
「おっ、それはまどかからデートの誘いか?
いや〜〜嬉しいね、まどかからデートのお誘いとは、あっ、でもごめん
この後用事があるんだよね〜〜」
「もしかして恭介君のお見舞い?」
「まあ、そういわけだから、デートの誘いは今度ゆっくりと行こうぜ」
「お見舞いならしかたがないよね、恭介君の事をお願いね」
「おう、恭介の事はまかせておけ」
私は病室の部屋の前で手鏡で自分の身だしなみをチェックした
「よし」
私は病室のドアを軽く叩くとすぐに返事が返ってきた
「どうぞ」
「よう、恭介、見舞いにきたぜ」
「来てくれたんだね」
「いい曲も見つけて買ってきたんだぜ」
私は病室に入ると恭介のベットに近寄りながらバックからCDとCDウォークマン
をだした
「聞くでしょ」
「そうだね…」
CDをイヤフォンできいているといきなり恭介がとぎれとぎれで呟いた
「さやかはさ…こんな音楽を聞かせて僕にあてつけのつもり…?」
「えっ別にそんなつもりじゃ…」
「だってそうだろ、演奏できない曲なんか聞かされて苦痛にしかないだろう…」
「でもリハビリををしたら…」
「無理だと言われたんだよ」
「えっ?」
「現代の医学では無理だとさ、奇跡や魔法でもないかぎり…
だからあきらめろと聞かされたよ」
「奇跡は…ある…」
「えっ?」
「奇跡はおきる、いや、私がおこしてみせる、だからあきらめるな」
「無理だね!!」
「必ずおきる!ごめん、今日は帰るな」
「さやか…?」
私はそのまま病室をでていくと病院の屋上に向かった
「いるんだろ」
キュゥべえはどこともなく現れると柵の上に立った
「いいんだね」
「そのために呼んだんだよ」
私はある事を実行した
〜第二章〜
私はさやかちゃんと別れて行くところがなくて町をぶらぶらしていた
「さやかちゃん、ちゃんと恭介君のお見舞い行けたかな」
仁美ちゃんが歩いているのに気が付いた
でも少し雰囲気が違うのが気が付き慌てて近づいた
「仁美ちゃん、どうしたの?」
「あら〜〜まどかさんではないですか〜〜?今から良い所にいくのですわよ〜〜」
「良い所って…まさか仁美ちゃん!!」
私は仁美の首筋にクローバーの痣が黒く光っているのに気がついた
「痣?もしかしてこれは魔女の!?!」
「さあ〜〜まどかさんも一緒に〜〜」
「仁美ちゃん!?」
仁美ちゃんは私の手を握りしめると力強く歩き出した
私が廃工場に入るとぞくぞくと人が入ってきた
「どうしよう…マミさんの携帯はわからないし…そうだ
家にはなのはちゃんがいるはず!」
私は携帯を出して自分の家に電話した
「はい、こちらは鹿目ですがどんな用件でしょうか?」
「その声はなのはちゃんだよね、お願い、助けて!」
「まどかさん?どうしたんですか?いったい何が?」
「今、港の近くの廃工場にいて、仁美ちゃんが魔女に何かされたらしくて
首筋には痣があって人がたくさん集まってきて尋常ではないから」
「わかりました、廃工場ですね、今すぐ行きますから待っていてください!」
「うん、はやくきて、ッ!駄目〜〜!」
男の人がバケツに入っている危険薬品に容器に入っている危険薬品を混ぜようと容器を持って近づいていった
「駄目〜〜〜!」
私は携帯を床に落とすとそのまま男から危険薬品を奪い取るとそのまま近くにある部屋に
飛び込むと鍵をかけた
「どうしよう…なのはちゃんはまだ来ないみたいだし…」
突然周りが歪みだした
「そんな!まさか!」
背景は洋風の絵本の世界にかわり私の周りに絵本の妖精みたいな使い魔が四体飛んで
まわりに私を引っ張ってはなしてをくりかえした
「いやだよ…こんなところで死にたくない…」
そして最後に私の体がちぎれるくらい引っ張られてちぎれる寸前のところで
突然使い魔達がふっとばされて剣できりきざまれると使い魔の姿が消えて
背景は元の倉庫に変わると少し前に一人の魔法少女が立っているのに気がついた
「さやか…ちゃん…?」
「いや〜〜〜まにあって良かったよ〜〜」
「何で…魔法少女に…?」
「気の迷いっていうか気が変わっただけかな?」
「それじゃあ…わからないよ…それに体は平気なの…?」
「そんなに心配するなよ、体は前よりもすこぶる快調だぜ
てようやく遅れて到着みたいだな」
「えっ?」
なのはちゃんが魔法の衣装にきた姿で倉庫の窓から息を切らしながら飛んで入ってきた
「まどかさん!大丈夫ですか!?!てっさやかさん?その姿はもしかして…」
「なんだ、なのはもかよ…そんな心配するなよ、私は全然変わりないぜ」
「でもフェイトちゃんの言葉が気になりますから…」
「なのはは心配性だな、私は大丈夫だから」
心配性に見つめるなのはちゃんの頭をさやかちゃんは乱暴に撫でた
「なのはも来たみたいだしまどかのことはなのはにまかせて私は行くよ
私はもう少し魔女がいないかパトロールするつもりだからさ」
さやかちゃんは窓から飛んで出て行った
「さやかちゃん…」
「さやかさん…」
私の不安はおさまる事はおさまることはなかった
この後しばらくして私の不安が的中することになる
〜つづく〜