BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 魔法少女まどか★なのは ( No.16 )
日時: 2013/08/25 19:57
名前: 千早 (ID: v2BiiJyf)

「でもなんでなのはちゃん達がこの世界に召喚されたのかな?
しかも未来からも」
「それはわかりません…」
「ねえ、なのはちゃん達はこの世界に召喚する時に何か変わったことはあったの?」
「頭に女の子の声が助けを呼ぶ声が聞こえました」
「私も聞こえた…」
「はやてちゃんも同じ声が聞こえたって言っていました
ヴィヴィオちゃん達はどうだったの?」
「私もそうでした…ヴィヴィオさんもですよね…」
「はい」
「その声の主がなのは達を召喚したに間違いないみたいわね…」
「ほむらちゃんは何か心当たりがあるの?」
「声の主には心当たりはないわ…
でもなのは達が召喚された事には意味があるはずよ…」
「私達が召喚された意味ですか?」
「ええ…物事にはちゃんと意味がある物よ…それはどんなことにも…」
「あ〜〜こう考え事をするのはむしゃくしゃする!」
さやかちゃんはむしゃくしゃして頭をかいた
「もうさやかちゃんたら…本当に頭を使うことが苦手なんだね」
「ごめんなさい…頭の悪い美樹さやかには難しい事だったわね…」
「悪かったな、どうせ私は頭が悪いよ」
「大丈夫だよ、私はさやかちゃんはやればできる子だってわかってるから」
「ありがとう、でもまどかは良い奴だな」
「もうさやかちゃんたらそんなに頭を撫でたらこそばゆいよ」
「それでなのはママ達はこれからどうするの?」
「私は魔女退治を手伝いながらこの世界でできる事を探すつもりだよ
フェイトちゃんはどうするの?」
「私はほむらのやろうとしていることを手伝うつもり…」
「そういうヴィヴィオちゃん達はどうするの?」
「私はしばらく杏子さんと一緒に行動するつもりだよ」
「私もヴィヴィオさんと同じ考えです…それでは私達はもう行きます…
杏子さんをあんまり一人にはできませんから…」
「時間があるときにアインハルトさん達の事も色々聞かせてくださいね」
「はい…」
アインハルトちゃんとヴィヴィオちゃんは去っていった
「ねえ、さっきフェイトちゃんが言っていたほむらちゃんのやろうとしている
ことはなんなの?
良かったら私もほむらちゃんの手伝いをさせて」
「手伝いはいらないわ…フェイトも勝手に手伝っているだけだよ…
それにまどかに手伝えることではないもの…反対に手伝われたら迷惑よ…」
「ごめんね…ほむらちゃんにはいらぬお節介だったよね…
私なんかが手伝えるわけないよね…」
「…」
「そんな言い方ないだろ!
まどかがどんなにほむらの事を思ってると思ってるんだよ!
あんたには優しさってないのかよ!」
さやかちゃんがほむらちゃんに殴りかかろうとしたので私は自分の体を使い
さやかちゃんを止めた
「待って、さやかちゃん、お願い、ほむらちゃんの事を悪く言わないで
足手まといなのはわかっているしそれに戦える力を手に入れる方法が
わかっているのに戦いが怖くて何もできないでいる私がいけないから…」
「でもよ…」
「…私はもう行くわ…最後にこれだけは言っておくわ…
まどか…魔法少女には絶対ならないことね…きっと後悔することになるわよ…
それで悲しむ者もいるって忘れないで…」
ほむらちゃんはそう言い残すと去って行くのを私は見送る事しかできなかった
「ほむらちゃん…」
「けっ、まどか、あんな奴の事なんか忘れなよ
きっとまどかの事なんか好きでもなんでもないんだぜ、まどかが傷つくだけだよ」
「でも…」
「ほむらはまどかの事は誰よりも大事に思っている…それは間違いない…」
「どこがだよ、フェイトの目は腐ってるのか?」
「…」
「ねえ、フェイトちゃんはほむらちゃんのしようとしていることを
知ってるんだよね、ほむらちゃんのしようとしていることってなんなの?」
「教えられない…教えても信じないはずだから…
ただこれだけは言える…ほむらがやろうとしていることはまどか達に降りかかる
最悪の未来から守る事…特にまどかを…
だから忘れないで…まどかはほむらの救いそのものだという事を…
私もそろそろいきます…なのは…一緒いられなくてごめん…」
「うんん、フェイトちゃんのやろうとしていることに間違いがあるわけないから
だから今はこれで我慢するね」
なのはちゃんはフェイトちゃんは抱きしめた
「ありがとう…なのは…」
フェイトちゃんからもなのはちゃんを抱きしめてそれから五分くらい抱き着いた
状態が続き離れぎはにフェイトちゃんはなのはちゃんのおでこにキスをした
「行ってくる…なのは…」
「いってらっしゃい、フェイトちゃん」
なのはちゃんはキスされたおでこを照れながらさすりながら微笑みかけると
フェイトちゃんも笑い返しフェイトちゃんはその場を去っていた
「まどかさん、フェイトちゃんの言ったことに嘘偽りはないとはずですから
安心してください」
「ありがとう、なのはちゃんのおかげで少し楽になったよ
本当になのはちゃんはいい子だよね」
私はなのはちゃんの頭を撫でた
「でもやっぱり私はほむらの事は信用できないんだよな」
「さやかちゃん…」
「これは感というか生理的に何かな
そろそろ遅いから魔女詮索はこれぐらいにしておこうぜ
まどか達の事は家まで送るよ、最近物騒だからさ」
「ありがとう、さやかちゃん」
私達はその時はおもっていなかった
ほむらちゃんとフェイトちゃんがやろうとしていることの重大さの重みを…
〜つづく〜