BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 魔法少女まどか☆なのは ( No.24 )
日時: 2014/07/21 18:05
名前: 千早 (ID: m16n.Ntt)

「あ〜〜くそ、本当に胸糞悪いぜ!何だってんだよ、ほむらの奴、大ほらかきやがってよ!」
さやかちゃんは地面に落ちている小石を足で蹴り上げると壁に音を立ててぶつかった
「落ち着いて、さやかさん、むしゃくしゃする時はお茶会にかぎるわ、私の部屋でお茶会といかないかしら?」
「それは名案ですね、マミさんの作ったお菓子は、美味しいんですよね、ですからもちろん参加させてもらいます」
「さやかさんは参加するみたいね、で他の皆はどうするのかしら?」
「私はもちろん参加させてもらうで」
「はやてちゃんは参加ね」
「あ〜〜〜あたしは止めとくわ、馴れ合いは、嫌いなんだよ」
杏子ちゃんはめんどくさそうにうまい棒の納豆味を出すと一口食べた
「それは残念やな、私がお菓子の他に美味しい手料理をご馳走しようと思ったのにな」
「うっ…あたしがそんな物で釣られるかよ…」
「あら、はやてさんの手料理は凄く美味しいのよ、杏子さんの一度食べてみなさいよ」
「だからあたしはいいって…」
「はやてさんの手料理は、本当に美味しんですよ、一度食べましょうよ、それに杏子さんは、最近、ジャンクフードばかりじゃないですか、たまにはちゃんとした料理を食べた方が良いですよ」
「あ〜〜もううるさいな!ヴィヴィオはあたしのお母さんかよ…」
「そう邪険にしないでください、私も久しぶりにはやてさんの手料理食べたいです、て言っても、子供時代のはやてさんの手料理は初めてですけれども…」
「はっ、だったらヴィヴィオだけで、勝手に行ったらいいじゃないかよ」
「それは駄目です、杏子さんに住む所とか色んな事でお世話になっているのに、私だけで行くわけにいきません」
「だったらアインハルトを連れて行けよ」
「私もヴィヴィオさんと同じ考えです…」
「は〜〜〜…二人とも本当に堅物だな…わ〜〜たよ(解った)、あたしもそのお茶会に参加してやるよ」
「げっ、杏子も来るのかよ」
「あたしは別に参加したくないさ、ヴィヴィオ達が参加しろとうるさいから行くだけだからよ、だいたいさやかの許可がいるわけないだろ」
「許可は必要だね」
「ほ〜〜部外者なのにか?」
「ほら、さやかさんも杏子さんも喧嘩しないの」
マミさんはさやかちゃんと杏子ちゃんの間に立つとさやかちゃんと杏子ちゃんを見渡すと次になのはちゃんと私を見つめた
「それでまどかさんとなのはさんはどうするのかしら?」
「私は、その…」
「なんだ、まどかはマミさんのお菓子食べたくないのかよ」
「そう言うわけではないけれども…もちろんマミさんのお菓子は食べたいよ」
「それならまどかも参加しろよ」
「さやかさん、強制はよくないわよ、まどかさんが嫌なら無理に参加する事はないのよ」
「いえ、私も参加させてもらいます」
「いいの?嫌なら無理しなくていいのよ」
「嫌ではないですから安心してください」
「それなら良かったわ、後はなのはさんだけね、先に言っておくわね、別に参加は強制ではないのよ」
「マミさんの迷惑ではありませんでしたら、私も参加させてもらいます」
「そんなの迷惑ではないわよ、これで全員参加ね、では早速私の部屋に行きましょうか?」
「はい」
私達はそれからマミさんの部屋に向かい夜9時までお茶会が続いた
お茶会の後に食べた、はやてちゃんの手料理は格別に美味しかった
でもほむらちゃんがマミさんやさやかちゃんそれに杏子ちゃん達に嘘つきと呼ばれて、軽蔑されていると考えると胸が苦しくて、素直にお茶会を楽しめなかった
そしてこの時は誰も現状を揺るがす大きな出来事が起きるとは思ってもなかった
〜つづく〜