BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 魔法少女まどか☆なのは ( No.25 )
日時: 2014/08/08 10:50
名前: 千早 (ID: w0ErKUuN)

〜魔法少女まどか☆なのは〜
これはまどかマギカとリリカルなのはのクロスオーバー作品です
この14話は巴マミの視点から書かれたものです
〜第14話〜
私はほむらさんの話を信じるわけにはいかなかった、信じれば私の信じている物が覆されて私は多分駄目になる、だって魔法少女の仕事は私の生きがいだったから、だからほむらさんに私の本質を指摘された時に図星を指されていつもみたいに聞き流す事は出来なかった
「私もまだまだ子供ね、ほむらさんの言葉に心を揺るがされるなんて…」
私は気をまぎらすため散歩がてら夜のパトロールに町に出かけた
駅前を通た時に赤い髪の三つ編みに髪を束ねた小学生低学年くらいの女の子を辺りを見渡しながらうろうろしていた
「まったく、はやての奴、何処にいるんだよ」
女の子の言葉を聞いて私は女の子に後ろから近づいた
「お困りみたいけれども、どうしたのかしら?」
「…なんだ、てめえ、今はやてを探して忙しいんだ、お前に構っている暇はねえんだよ」
女の子は不機嫌そうに睨んできた
「そのはやてさんって、八神はやてさんの事かしら?」
「てめえ、何ではやての事を知ってるんだ、まさかはやてに何かしたんじゃないだろうな!!」
「はやてさんとは一緒に住んでいるだけよ、今なら私のアパートにいるはずよ、今から案内してあげるわね」
「知ってるのなら早く案内しろよ」
私は女の子を私のアパートに案内すると私の部屋でははやてさんがソファで小説を読んでいた
「あっ、お帰り、マミちゃん、すぐに晩御飯を作るで」
はやてさんはソファから立ち上がった
「はやて!!」
女の子ははやてさんに抱き着いた
「ヴィータ…?久しぶりやな、元気にしてたん?」
「はやて、今まで何処に行ってたんだよ、あたし、凄く寂しかったんだからな」
「ごめんな、ヴィータ、寂し思いをさせたんやな」
はやてさんは女の子の頭を撫でた
「んん…はやて…」
女の子は気持ち良さそうにはやての方に体を預けた
「マミちゃんが、ヴィータを連れてきてくれたんやな、ありがとうな、マミちゃん」
「そんなの良いのよ、町で出会ったのは偶然だったもの、それでそろそろ、えっと…ヴィータさん?の事を教えてくれないかしら?」
「そう言えば紹介がまだやったな、この子はヴィータ、私の家族や」
「ヴィータさんははやてさんの妹さんだったのね、こんな可愛い妹さんがいたなんて知らなかったわ」
「私の家族はヴィータとリインの他にシグナムやシャルマやザフィーラもおるんやで、いつかマミちゃんにも紹介するで」
「はやてさんは大家族なのね、はやてさんの他の家族にいつか会いたいわね」
「所でヴィータはどうやってこの世界に来たんや?」
「それはだな…あ〜〜もう説明が面倒だ、おい、クロノ、聞こえてるんだろ」
ヴィータさんが鞄から大きな通信機を出してスイッチを入れて話しかけると通信機から男の子声が聞こえてきた