BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 魔法少女まどか☆なのは,新しい小説7月16日投下 ( No.37 )
- 日時: 2015/08/30 14:14
- 名前: 千早 (ID: 1qIY/8jn)
〜魔法少女まどか☆なのは〜
これはまどかマギカとリリカルなのはのクロスオーバー作品です
この20話はヴィータの視点で書かれています
〜第20話〜
あたし達四騎士は、闇の書の主を守る騎士として闇の書のプログラムとして闇の書と共に存在した。
あたし達には、はやてより前の闇の書の主と過ごした記憶がない。
闇の書の主が変わる事に、記憶が無くなった。
後で知った事だが、闇の書のバグが原因だったらしい。
絶望の記憶なら無くて良かったかもしれない。
昔の記憶があったら、あたし達の心は、壊れていたはずだ。
闇の書は、破滅を呼ぶ魔導書、闇の書が完成すると闇の書の主は闇の書の魔力に浸食されて結末はいつも主の死と言う絶望の未来しか訪れなかったから。
そんなあたし達を救ってくれたのが闇の書の最後のマスターのはやてだった。
はやては、あたし達四騎士を自分の家族として受け入れてくれた。
はやては、あたし達に優しくしてくれて、色んな物をくれた。
あたしは、気がつくと、はやてに恋心を抱くようになっていた。
あたし達は、このままはやてと平和な日々を過ごせると思っていた。
でも気づいた時には、はやての体は闇の書の魔力に蝕んでいき、命が危ないほどになっていた。
はやてを助けるには、闇の書を完成させるしかなかった。
闇の書を完成させるには、魔力を持った人間や生物の魔力の源のリンカーコアを抜きとって採取する必要があった。
生物を傷つけるのが嫌いなはやては、リンカーコアを採取する事を許してくれなかった。
だからあたし達は、はやてを助けるために、はやてに内緒でリンカーコアを採取に飛び回った。
リンカーコアの詐取の最中に、出会ったのが、なのはとフェイト達だった。
なのは達は、あたし達のリンカーコア採取の邪魔をしてきたので、その度に戦闘が起こった。
なのは達は、闇の書が完成するとはやてが破滅するのを知っていて止めようとしてくれていた。
でもあたし達は、なのは達の言い分を聞かないで闇の書の完成の為に奮闘した。
そして闇の書は、完成して、はやては、闇の書に吸収された。
全てが駄目に思えたけれども闇の書のリンフォースとなのは達の助けのお蔭で闇の書からバグを切り離す事ができてはやてを助ける事が出来た。
バグは、撃退できたけれども、闇の書がある限りバグは、再生する事になる。だからなのはとフェイトに頼んで闇の書のリンフォースを天に帰す事になった。
はやては、反対するのはあきらか目に見えていた。
だからはやてに内緒にリンフォースを天に帰す事を実行した。
でも儀式の最中にはやてが駆けつけて泣きながらリンフォースを引き留めた。
でもリンフォースの説得のお蔭ではやては、納得してくれた。
リンフォースが天に帰ってから、はやては、凄く落ち込んだ。
一人の時は涙を流すほどに…。
あたしは、悲しむはやてに何もしてあげる事が出来なかった。
はやてが、悲しみから立ち直ってから、しばらくしてからはやてとなのはとフェイトの三人が突然消える出来事が起きた。
消えた時に、時空の歪みが検束された。
調査の結果、他の世界の魔力の原因だと解った。
消えたのが力の魔術師だって事で次に狙われる可能性がある、あたしやシグナム、ゼフィーラ、クロノ、アルフ、シャルマ、ユーノの全員に異世界でも通信できるロストギアの通信機を持たされた。
それから少ししてからあたしは、この世界に召喚された。
この世界に、召喚されて最初に見たのは、あたしを召喚した張本人の苺とその友達の優だった。
苺からこの世界が置かれている状況を聞かされた。
あたしにとってこの世界の事なんかどうでも良かった。
でも大切な物を守りたい気持ちは、理解できた。だから苺に協力する事にした。
ワルプルギスの夜を打破する為にもこの街の魔法少女に協力を求める事にした。
でもはやての事が心配だったから先にはやてを探す事にした。
はやてを探し出したら、この世界の魔法少女のマミと一緒に過ごしていた。
あたしは、二人を見てすぐにマミとはやてが互いに好きなのは、気づいた。
あたしは、マミに嫉妬して少し意地悪をした、その度にはやてに怒られた。
マミの所で世話になってしばらくしてマミとはやては、二人でピクニックに行った。
ピクニックから帰ってきてから、はやては、少し辛そうな表情をするようになった。
すぐにマミと何かあったんだと理解した。
あたしは、はやての辛そうな表情が見ていられなかった。
だからはやてとマミの恋を応援する事にした。
少し朝遅く起きてリビングに行くと、ソファではやてが座っていて小説を読んでいた。