BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 魔法少女まどか★なのは ( No.4 )
日時: 2013/08/25 19:26
名前: 千早 (ID: v2BiiJyf)

この四話ははやての視点から書かれた小説です
〜第四話〜
私は気がついてすぐに絶句した
なぜなら周りが全然見覚えがない景色だったから
私はそれからすぐになのはちゃん達を探して商店街に向かった
「でもここはどこなんやろう…なのはちゃん達とも離れ離れになったみたいやし…」
「悪い子ね、子供が夜中に一人で歩いていると悪い怪物に襲われるわよ」
声した方を向くと金髪の縦ロールが二つしている髪の中学三年生の女の子が
やんわり微笑みながら立っていた
「怪物にか、それは怖いわ〜〜でも姉ちゃんの心配するほどではないで」
「そうはいかないわよ、送って行くわ、家はどこかしら?」
「海鳴市やけれども姉さんはしている?」
「聞いたことのない地名ね、では迷子ってことかしら?」
「ほぼそうなるで」
「では家にくるかしら?あいにく一人暮らしで部屋が一つあまっているのわ
遠慮することはないわ」
「そやな…では家に帰る方法がわかるまでやっかいになるで
よろしくお願いするで、姉ちゃん」
「マミよ、巴マミよ、私のことそう呼んでくれるかしら?」
「ならマミちゃんと呼ばせてもらうで、私の名前は八神はやてや
私のことははやてって呼んでくれてかまわんで」
「わかったわ、改めてよろしくお願いするわね、はやてさん」
やんわり微笑みながらマミが右手を差し出すとはやてがそれを答えるかのように
握手をかわした
「こちらこそよろしくや、マミちゃん」
「ではひとまず私の家に行こうかしら?」
「そやな、では案内お願いするで」
「ええ」
いきなりマミのポケットに入ってあるオレンジの宝石が輝きだした
「ッ!ごめんなさい、少しここで待ってくれるかしら?」
私につげるとすかさずマミは走り出した
「どうしたんやろう…」
私はマミちゃんの後を追う事にした
しばらくするとマミちゃんを見つけるとマミちゃんはオレンジの宝石を
ポケットから出していた
「もうマミちゃんは足が速いんやな」
「どうしてついてきたの!」
「でうしてって…説明もなしでマミちゃんが走るんやから、誰でも心配して追いかけで」
「だからって…参ったわね…
でももう遅いみたいね…私から離れたら駄目よ」
「それはどういうことや?」
いきなり背景が光を包むと中世の古い絵本みたいな風景に変わっていた
「なんなや、いきなり背景が変わるなんて…
てっあれはなんやねん!」
景色の中央を見ると東洋の服装をした大きな黒い人影みたいなものが揺れていた
「あれはそうね、悪者ってことかしらね、私から離れたら駄目よ」
そういうとマミはオレンジ色の宝石を握り締めたると光に包まれブラウスと
スカートにベレー帽やコルセットを組み合わせたクラシカルな形状の
衣装に変身した
「マミちゃんも魔法少女やったんやな」
私のポケットから人形サイズの小さな女の子が出てきた
「リンフォース、いくで!」
「はい、マスター!」
「リンフォース、セットアップ!」
光に包まれ騎士甲冑のモチーフは騎士と堕天使。天使がモチーフした姿に変身した
「へ〜〜、はやてさんも魔法少女だったのね
では二人で早く片付けるわよ」
マミちゃんは魔法銃を出して両手に構えた
「わかったで」
魔導書を出すと広げて警戒したように黒い影を睨むと突然黒い影の背中から触手
が伸びて私達のほうに伸びるてきてすれすれのところで二人とも触手を避けて
飛び回った
「あ〜〜もう呪文が唱えられないで、お願い、マミちゃん、少し時間をかせいでや」
「ええ、わかったで」
マミちゃんは私の近くによると魔法の銃を出して私に向かって伸びる触手を銃で
撃ち落としいきその間に私は魔導書を広げた
「仄白(ほのしろ)き雪の王、銀の翼以(も)て、眼下の大地を白銀に染めよ。来(こ)よ、氷結の息吹…もうええでマミちゃん、私から離れてえな」
マミちゃんが化け物と私から離れたのを見ると呪文を唱えた
「氷結の息吹-アーテム・デス・アイセス!」
自分の周りに4個の立方体から氷結効果を放つ広域凍結魔法が広がると魔女が凍りついた
「今やで、マミちゃん」
「ええ、わかったわ、フィナーレ!」
マミちゃんが両手を前に出すと布が集まり巨大な銃になるとそのまま引き金をひき
銃弾は魔女の体を貫いて魔女が爆発した
「ほ〜〜マミちゃんの魔法はすごいな…」
「そんなことないわよ、それを言ったらはやてさんの魔法の方が凄いわよ、一面氷ついたもの」
周り景色がガラスが割れたように砕けていくと病院の駐車場にかわり化け物のいた場所に
黒い宝石が一つおちていた
「終わったみたいね…では帰りましょう」
マミちゃんは黒い宝石を拾いあげてポケットにしまいこんだ
「そやな、では改めて案内おねがいするで」
それから私はマミちゃんの家があるマンションに向かった
「どうぞ、遠慮なく入って」
「おじゃまするで」
「へ〜〜結構広いんやな…」
私は辺りを見渡しながらテーブルそばにある座布団に座るとマミちゃんは
その向かい側にある座布団に座った
「それではやてさんは何か聞きたいことがあるではないの?」
「さっさくやけれども先ほど戦ったあの魔物は何者なの?」
「あれは魔女といって人々に不幸を運ぶ存在で呪いのそのもので
自殺、事故、殺人、犯罪の全て魔女が原因なのよ
魔女の子供には使い魔もいるのよ
使い魔も魔女と同じ災いを運ぶ呪いそのものなの
でも使い魔は魔女ほど強くないけれどもね
で魔女は使い魔と違って倒したらグリーフシード落とすのよ
グリーフシードは私たち魔法少女にとって必要不可欠なものなのよ
魔力の源のソウルジェムの濁りを清めるもの
でもこれを知らないってことはもしかしてはやてちゃんは違う世界の魔法少女
なのかしら?
変身に使った物はソウルジェムではないみたいだし」
「そうやで、これはデバイスっいうや」
私のポケットから小さな人形サイズの女の子が出てきた
「あ、あの、はじめまして
私ははやてちゃんのデバイスのリインフォースⅡといいます
私の事はリインと呼んでください
よろしくお願いします」
「ええ、よろしくお願いするわね、リインさん」
「でもマミちゃんに会えたのはほんとうに助かったわ
マミちゃんは私の命の恩人やな」
「うふふ〜〜大げさね、でも今日は疲れたわ…」
「それなら私がマッサージしてあげる、よくきくで」
「ではお願いしようかしら」
「お願いされたで」
「てっはやてさんどこを揉んでいるのよ!?!」
「どこって胸やけれども?それがどうしたん?」
「ん、駄目よ、はやてさん」
私はそれから十分マミちゃんの胸を揉んで離すとマミちゃんはぐったりしていた
「はやてさん、意外とテクニシャンなのね…」
「私はマッサージには自信があるんやで
どうや、もっとマッサージしてあげるで」
「いえ、結構よ!」
「遠慮せんでええで」
「ちょっと本当にいいわよ!」
それからしばらくマミちゃんの胸をマッサージした
その間マミちゃんは気持ちよさそうにあえき声をあげていた
私達が出会っていたころ
他の場所では世界と時をこえた出会いがもたらされていた
〜続き〜