BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 魔法少女まどか★なのは ( No.8 )
- 日時: 2013/08/25 19:35
- 名前: 千早 (ID: v2BiiJyf)
この六話はまどかの視点から書かれたものです
〜第六話〜
私は階段や廊下を走っているとしばらくすると大きな扉の前についた
私は扉を開けて中に入ると目の前では大きな化け物と髪の長い黒髪の女の子が
戦っていた化け物の攻撃をうけてふっとばされ女の子は壁にのめりこんだ
「なんでこんなことになったのかな・・・」
私の足元に小さな白い猫の動物が現れた
「しかたがないよ、これも運命だからね
でもまどか、君ならこの運命を打ち砕くことができるはずだよ」
「私なら・・・」
私は白い動物に願いを言おうとして口を開こうした
そこで意識は飛んで次に気が付いた時はいつも寝ているベットの上だった
「う…ん…なのはちゃん…?」
横を向くとなのはちゃんが心配そうに私を見つめていた
私は体をゆっくりおこしてなのはちゃんのほうを向いた
「すいません、うなされていたみたいですから心配で…」
「うんん、いいよ、むしろ助かったくらいだよ」
「それでしたらよかったです…
そういえば知久さんが朝ごはんができたから降りてきてって言っていましたよ」
「お父さんが?わかった、着替えてから降りるから先になのはちゃんは下に降りていて」
「はい、わかりました」
私はなのはちゃんが部屋を出て行ったのを見送るとベットから出ると学校の制服に
着替えてリビングに向かった
朝食の置かれているテーブルの周りにお父さんとなのはちゃんとタツヤが座っていた
「ふぁ〜〜おはよう」
「あっ、おはようございます、まどかさん」
「おはようございますね、まどかさん」
「だ〜〜だ〜〜」
「あれ?お母さんはまだ起きてきていないんだね」
「ふぁ〜〜今起きた所よ…」
声をした方を向くとあくびしながらぴっちりした背広に着替えた詢子がリビングに
入ってきた
「おはようございます、詢子さん
すいません、あかの他人の私を家においてくれて、しかもご飯もいただいて…」
「おはよう、なのは、気を遣わなくていいのよ
それになのははもう私の娘みたいなものだものね」
「おはよう、お母さん」
「だ〜〜だ〜〜」
「おはようございますね、詢子さん」
「おはよう〜〜う〜〜ん今日も私の子供達は可愛いわね〜〜」
お母さんは私とタツヤとなのはちゃんを同時に抱きしめてすぐに離した
「ん〜〜知久さんもおはよう〜〜」
お母さんがお父さんの頬にキスをした
「では詢子さんもそろったことですしご飯にしましょうか?」
「そうだね、ではそうしよう」
「ではいただきます」
「「「いただきます」」」
「だ〜だ〜〜」
それからご飯をたべてから詢子を仕事に出かけるのを見送ると
私も学校に向かった
そういえば担任の先生は男性と付き合って四か月目になるよね
まだ交際していうのかな?
でもその答えはホームルームであきらかになった
「いいですか?くれぐれも女性は朝ごはんはご飯とお味噌汁じゃないと
駄目と人と付き合わないこと、男性も朝ごはんはご飯とお味噌汁じゃないと
いけないと偏見を持たないように、いいですね」
悔しそうに指示棒を先生が折り曲げた
「今回もだめだったんだね」
くすくす笑いながらさやかちゃんが私の耳元で囁いた
そうか、先生恋人と別れたんだね
「では今日から一緒に新しく学ぶ仲間を紹介します
では入ってきなさい」
教師がドアの方を呼び掛けるとドアが開きロングの黒髪女の子が入ってきた
その女の子を見た時胸が高まった何故なら夢で私の為に戦ってくれてた女の子に
そっくりだったから
黒髪の女の子は黒板にチョークで暁美ほむらて書いた
「暁美ほむらといいます…よろしくお願いします…」
暁美さんは少し頭をさげると私の方を向いた
「えっ?」
その一瞬私の鼓動は高まりながら暁美さんを見つめ返した
私は暁美さんの事が気になりながら四時限目の授業が終わり休み時間になると
あっというまに暁美さんの周りに人が集まった
「なあ、まどか、あの転校生と知り合いか?」
「うんん、そんなはずはないけれども・・・
しいて言うなら夢の中で出会った事があるだけだよ」
「夢な中で?それじゃあ、あの転校生とは前世での恋人かもしれないな」
「もうさやかちゃんたらからかわないでよ」
「お〜赤くなってまどかは本当にかわいんだから」
「んっさやかちゃん、そういいながら私の胸を揉まないで!」
私は胸を揉まれてみじらいしていると突然暁美さんが私の方を向くと
すぐに集まっている周りクラスメートを見渡した
「ごめんなさい…気持ちが悪いから保健室に行かせてもらうわ…」
「それだったら私がついていってあげる」
「それには気を使うことはないわ」
暁美さんは周りを見渡すと立ち上がり私の方に歩きよる
「確か保健委員だったわよね、案内お願いできないかしら…?」
「えっ?う、うん…」
私は暁美さんと一緒に教室を後にした
「あ、あの、なんで暁美さんが私が保健委員て知っていたの?」
「ほむら…」
「えっ?」
「私の事はほむらと呼んで…」
「う、うん、ほむらちゃんは何で保健委員の事を知っていたの?」
「先生に聞いたのよ…」
「そ、そうだったんだね」
「まどか…私の恋人になりなさい…」
「えっえ〜〜!で、でもほむらちゃんとは今日あったばかりだし…
それにほむらちゃんは美人だから私なんかより釣り合う子がいると思うし
ほむらちゃんは運命の人と感じるけれどもまだ早いっていうか
うんん、ほむらちゃんの気持ちは凄く嬉しいよ」
「冗談よ…」
「な、なんだ、もうほむらちゃんは冗談がうまいんだから」
「半分は…」
「えっ、それてどういう意味?」
突然ほむらちゃんは立ち止ると私の方を向いた
「今、幸せ…?」
「うん、幸せだよ
タイキもお母さんもお父さんも友達も元気だからこれ以上ことは望まないよ」
「それなら今の現状を変えたいと思わないことね
そうするといずれ自分もまわりの人も不幸にすることになるわ」
「それってどういう意味?」
「いいこと、私の言った事は忘れないことね…」
そういうとほむらちゃんは私を置いてすたすたとその場を離れていった