BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 作品集、僕は友達が少ない(18禁ぽいの)、あります ( No.117 )
- 日時: 2014/05/04 17:43
- 名前: 千早 (ID: hM8dNcPd)
これはプリティーリズム ディアマイフューチャーの百合小説です
登場伽羅は上葉 みあ(あげは みあ)とヘインです
〜幼馴染が婚約者に変わる時〜
私には大親友の幼馴染がいる、その子の名前はヘイン、外国に帰っていて別れ離れになったけれども、プリズムショーのおかげでヘインは日本に来日して一緒に居られることになった、それが嬉しくて夢のようだった、でも私は勘違いをしていた、ヘインはずっと日本にいるのがと思っていたから…いざ、ヘインが自分の国に帰る事が決まった時には心が引き裂かれるような痛みを感じた、そして私がヘインに恋してるのに気がついた、別れ離れになる時になって気づくなんて遅すぎだよ…ヘインが帰国する日が近づくにつれて気分が落ち込んできた…しだいにそれが辛くてヘインを避けるようになった
そしてヘインは私の異変に気付かないわけなくて、プリズムショーの練習後に帰ろうとする時にヘインに捕まった
「みあ、どうしたの、最近、様子が可笑しいみたいだけれども、それに元気がないみたいだし…」
「えっ、何が?そんなの気のせいだよ、ヘインも心配性だな」
「嘘、私はみあの一番の大親友なんだよ、みあの異変に気付かないわけないでしょう、もしかして私が帰国する事と関係があるの?」
「それは違うよ…うんん、嘘…みあはヘインと別れたくない!ヘインの事が好きだから!昔っからヘインの事が好きだったんだよ、恋人にしたいくらいに、それなのに今更帰るなんて、嫌、ヘインと別れたくない、ヘインを自分の国になんかに返したくない!」
「ごめんね、私はみあをそこまで追い詰めていたんだね…」
ヘインはみあを抱きしめてくれた
「みあの一番はヘインなんだから、ヘインが一番なんだから…」
みあはヘインの体に顔をうずめこんだ
「みあ、私もみあが大好きだよ、そして私の一番もみあだよ」
「だったらそばにいてよ、ヘイン!」
「ごめん、みあ、それは無理なの」
「そんなの嫌!」
「あのね、みあ、聞いて、小学校の時に外国に転校してみあと離れ離れになって寂しかったけれどもまた会えると信じていたからまた会えたんだよ、そして今回もまた会えるよ、だってまた会えると信じているから、それにみあとは離れていても心は繋がっているからいつも一緒なだよ、だから寂しがることないよ」
「それでもやっぱり寂しいよ…」
「それならこれを受け取ってくれる?再会のおまじないみたいなものよ」
ヘインはみあにリボンにくるまれた白いの小さな箱を渡してくれた
「私にくれるの?ありがとう、ヘイン!開けてもいい?」
「うん、いいよ、気に入ってくれると良いんだけれども」
みあは箱を開けると中から小さな宝石がついた指輪が入っていた
「わ〜〜綺麗…こんな高そうな物を本当に貰ってもいいの?」
「うん、もちろんいいよ、みあに貰ってほしくて買ったんだから、それは私とみあの婚約の証として貰ってほしいの」
「それってつまり…その…」
みあはヘインから指輪が渡された意味に気がつき顔が徐々に赤くなった
「うん、そうよ、今は無理でも大人になったら迎えに行くから…そしたら私と結婚してくれる?」
「うん…喜んで、ヘインのプロポーズを受ける」
「ありがとう、みあ、これは私とみあの婚約の約束の印よ、ん…」
ヘインはみあの口にキスをしてくれた
「ならこれはみあとヘインの再会の約束の印だよ、早くみあを迎えに来て、ん…」
みあはヘインの口にキスをした
「努力はするよ、だから楽しみに待っていてね」
「うん、楽しみに待っている、その…今日は帰りたくないからヘインの部屋で泊まっていい…?」
「うん、もちろんいいよ、今日は遅くまで一杯話をしよう」
「本当に!?ありがとう、ヘイン、だから大好き」
みあは嬉しくてヘインに抱き着いてそのままヘインの頬にキスをした
「もうみあったら…私もみあの事が好きよ」
今度はヘインがみあの頬にキスをしてくれた
「それじゃあ、早速、私の部屋においでよ、夜通し話をしよう、今日は寝かさないからね」
「うん、みあもヘインを寝かせないから」
それからすぐにヘインの部屋に向かった
その日は夜遅くまでヘインの部屋で話し込んだ
それからは毎日のようにヘインとみあの部屋で交互にお泊まり会をした
それはヘインが自分の国に帰るまで続いた
「ヘイン、早くみあを迎えに来てよ、そうじゃないと浮気しちゃうから」
空港の屋上でみあはヘインの乗った飛行機が飛び立つのを見送りながら大声で叫んだ
〜終わり〜