BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 作品集、4月16日、黒子のバスケを投下 ( No.147 )
- 日時: 2015/04/19 21:46
- 名前: 千早 (ID: 140MlvDi)
これは黒子のバスケのBL小説です
登場伽羅は黒子テツヤと青峰大輝です
この話は黒子テツヤの視点から書かれています。
この小説の黒子テツヤは、高校生です
この話は僕の相棒は可愛らしいですの続編です。
〜恋は続いてる〜
この先に勝ち進む為には、僕のシュートが上手になるのが絶対的条件になった。
だから僕は、ある人の助けを借りる事にした。
待ち合わせのバスケットコートに行くと先に青峰君が来ていた。
「いきなり呼び出してすいません。」
「は〜〜〜〜…、テツ、この前に試合で勝った相手を呼び出すとは、どういう神経をしてるんだ?」
「実は、青峰君にシュートを教えてもらいたいんです。」
「よりによって何で俺なんだよ。」
「それは、僕の知り合いの中で青峰君が一番シュートが上手いからです。」
「まあ、確かにシュートに関しては自信はあるがよ。他に緑間とかいるだろう。」
「緑間君は、人に教えるのは向いてませんから、駄目です。
他の皆も向いていなかったり忙しかったりしますから消去法的に自然と青峰君にたどり着きました。」
「消去法かよ!」
「もちろんただとは言いません。」
「なんだよ。飯でも奢ってくれるのか?」
「いえ、違います。報酬は、これです。」
「な、なんだよ。」
僕は、じーと青峰君を見つめると青峰君のすきをついて青峰君の口にキスをした。
「な、な、な、テツ、いきなり何をするんだ!」
「一回だけじゃ、足りませんか?青峰君は、強欲ですね。」
「そういう事を言ってるんじゃねえよ!だいたい元彼にキスをするっどういう事だ?」
「僕は、今でも青峰君の事が好きです。」
「い、いきなり何言うんだよ…。」
「…青峰君、今でもバスケはつまらないですか?」
「いきなりなんだよ。」
「大切の事ですからちゃんと答えてください。」
「まあ…悪くはねえな。」
「でしたら良かったです。今の、青峰君となら歩いていけると思います。
青峰君が僕と一緒に人生を歩くのが嫌でしたら諦めます…。」
「テツ、それってどういう意味だ?」
「僕が、青峰君にプロポーズをした事に察してください。」
「プ、プロポーズ!?」
「驚きすぎです、青峰君。」
「いや、誰でも驚くだろう!」
「それで、青峰君の返事を聞かせてください。」
「今すぐ言わないと駄目か?」
「はい。青峰君の事だから後にしたら、どうせずっと返事を引き延ばすつもりなんですよね。」
「うっ…。テツは、俺の事を何でも理解してるよな。」
「はい。青峰君の事をずっと見ていましたから、他の誰よりも青峰君の事を理解してる自信があります。」
「は〜〜〜〜…、テツには、敵わないな…。」
青峰君は、ため息を吐きながら自分の髪をくしゃくしゃに触った。
「それで返事を聞かせてください。」
「そんなの返事の答えは、決まってるだろ。」
「それじゃあ、僕のプロポーズを受けてくれるんですね。」
「ああ。テツ、俺と結婚してくれ。」
「はい、もちろんです。それじゃあ、婚約の証として僕と誓いのキスをしてください。」
「仕方がないな…。テツ、目を瞑れ、このままじゃできないだろ。」
「はい、解りました。」
僕は、目を瞑ると、青峰君は僕の口にキスをした。
「これで、婚約成立ですね。」
「そうだな…。なあ、テツ、今度は、ずっと俺のそばにいろよ。」
「はい。今度は、青峰君のそばにいます。いえ、青峰君のそばにいさせてください。」
「ああ、もちろんだよ。それで今日は、シュートを教えたらいいんだよな?」
「はい、お願いします。」
青峰君は、僕がシュートを上手くなるまで毎日のように教えてくれた。
青峰君にシュートを教えてくれるあいだ胸がドキドキした。
僕は、この先、婚約者の青峰君と歩いて行こうと思います。
〜おわり〜