BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: BL,GL,NI,その他の短編集、ヴァンガード始めました ( No.7 )
日時: 2013/05/14 11:42
名前: 千早 (ID: 2CRfeSIt)

これはドキドキプリキュアの菱川六花(ひしかわ りっか)の視点からから見た百合小説です
登場伽羅は菱川六花(ひしかわりっか)、相田 マナ(あいだー)四葉ありす(よつばー)剣崎真琴(けんざき まこと)です
〜親友が恋人に変わる時〜
私には十年以上一緒にいる親友といえる幼馴染いる
親友の名前は相田マナ
運動も勉強もできてしかも生徒会長をしているという完璧超人で弱点といえば
愛をふりまきすぎて幸せの王子というほどのお人よしすぎることだ
でもそのせいで私はいつもフォローしてありすからはよく六花はマナのいい奥さんだと
言われてそれが悪い気がしなくてむしろ嬉しかった
でもまこぴーが学校に転校してきてマナがまこぴーと仲良くなるほど心が苦しくなった
「なんだか嬉しそうね、マナ」
「だってまこぴーが家に泊まりに来るんだよ、今から楽しみだよ」
「そうなのね、まこぴーに迷惑かけないようにしなさいよ」
マナがまこぴーの事を嬉しそうに話すのを見て胸がずきんと痛みが走った
だから少しいやみを言った
「うん、そうだ、六花も久しぶりに家に泊まりにきなよ?ありすもどう?」
「ごめんなさい、今日は生憎予定がつまっていますので遠慮させてもらいますわ」
「え〜〜残念…なら六花は来るよね?」
「ごめん、マナ、あたしも用事があるから」
「え〜〜六花も駄目なの?」
「本当にごめん、マナ、この埋め合わせはいつかするから」
「なら今回は我慢するけれどもいつか埋め合わせしてもらうからね」
「ありがとう、マナ」
この時、私は嘘をついていた
本当は予定が無かったけれどもマナとまこぴーが仲良くするのを見ていたくなくて
わざと断った
マナはまこぴーのことが好きなのかな?
そう思うと一瞬まこぴーなんかいなくなればいいのにと思ってしまった
自分はなんて嫌な子だろ…
そう考えるとふとあたしがマナに恋しているだと気がついた
そうか…あたしはマナが好きだったんだ…
今頃気づくなんて遅すぎるよ…
きっともうマナはこずぴーの事が好きだよね
でも後悔がしたくなくてあたしはマナに告白することにした
「六花、体育館裏なんかに呼び出してどうしたの?」
「あたしはマナの事が好きなの!マナはこずぴーの事が好きなのわかっている
でもマナの事をが諦められないの、だからお願いあたしと付き合って!」
「うん、六花と付き合ってもいいよ」
「えっ、いいの…?でもマナはこずぴーの事が好きなんでしょう」
「確かにこずぴーの事は好きだよ、でもそれは友達としてだから六花の好きとは違うよ」
「本当に…?」
「本当だよ、恋人として付き合いたいと思うのは六花だけだから」
「良かった…本当に良かった…」
あたしは安心と嬉しいのとまぜこぜの感情で涙を流した
「もう六花は泣き虫だな」
マナはあたしの涙を右手で拭いて抱きしめてくれた
「好きだよ、六花」
「あたしもマナの事が好き、世界一好き…」
どちらからともなくあたしはマナとキスをした
甘く長い…
この幸せがいつまでも続く事を願いながら…
〜終わり〜