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これはげんしけん二代目のＢＬ小説です
登場伽羅は斑目　晴信と波戸　賢二郎です
なおこの波戸は女装バージョンです
波戸の視点から書かれています
〜僕にとっての斑目先輩〜
斑目先輩の部屋で女装物のエロゲーを見つけた
「先輩はこのゲームで…」
「あ〜〜ぬけたよ、見た目は女の子そのものだからね」
「それでその真琴ルートはされたのですよね？」
「したよ、でもあれは抜けなかったよ、はっきり言ってあれは無理だわ」
「それでは私ではぬけますか？」
「ぶっ!」
「あ、あの、すいません、その…私は魅力ないのか少し気になりまして…」
「波戸君は十分可愛いからぬけると思うよ、実際はしたことがないからわからないけれども…」
「でしたら試してみませんか？」
「波戸君いったい何を？」
「斑目先輩だったら私は構わないですから」
わ〜〜僕は何言ってるんだ、こんなこと言ったら斑目先輩は完全にあきれるのわかっているのに
「あ〜〜波戸君」
「は、はい」
「波戸君は十分かわいんだからこういう事を軽々しくいうのは良くないよ、もっと自分を大切にしないと」
「すいません…斑目先輩」
「いや、別に怒ってはないから、とりあえず気持ちだけはもらっておくわ、ありがとうな、波戸君」
「い、いえ、こちらこそありがとうございました」
優しく微笑む斑目先輩の表情を見て僕は先輩に恋しているのに気がついた
この恋は波乱万丈だと思う
だって先輩には好きな人がいるから
そう考えたら胸が痛くなった
でも今はいつか先輩の恋人になれるように夢をみようと思う
だって夢を見るのだけは自由だから…
〜おわり〜