BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 作品集、まじすか!?学園、あります ( No.84 )
日時: 2013/11/16 22:44
名前: 千早 (ID: 6DNfJ1VU)

これはまじすか!?学園の百合小説です
登場伽羅は前田敦子と鬼塚だるまです
〜初めて恋人〜
だるまは私がこの学校に来て初めて出来た友達です
私の為に一生懸命になって怒ったり泣いたりしました
私はだあるまから返せないほどの色んなことをしてくれました
気がついたら私の中ではだるまは大切な特別な存在になっていました
そんなある日だるまから放課後に体育館裏の桜の木の前に呼び出されました
桜の木の前に行くとだるまが待っていた
「姉御、来てくれてありがとうございます」
「別にかまわないです、用事もありませんでしたから、それでこんなところに呼び出してどうかしたのですか?」
「勝負するのは定番はここだと決まているそうですから」
「それはどういう意味ですか?」
「それは…その…」
「ん?どうしたのですか?」
「姉御!あたしは姉御が一人の女性として好きです、良かったら付き合ってください!」
「それは付き合っても構わないですがどうして私ですか?
だるまに私は何もしていないのに…」
「それは理屈じゃないんすよ、ただ姉御に惚れたそれだけですから、それに人を好きになるのに理由はありませんから」
「だるまらしいですね…それだから私も惚れたんだと思います…」
私はだるまに聞こえないくらいに小声で話した
「何か言いましたか、姉御?」
「なんでもありません、この後予定はありますか?なかったら遊びに行きたいので付き合ってくれませんか?」
「喜んでお供します、姉御からデートの誘いは初めてですよね、だから嬉しいです
でも何処に行くつもりなんですか?」
「喫茶店です、美味しいケーキがあると有名ですから」
「それって駅前の喫茶店ですよ、なら早速行きましょう、姉御」
だるまは私の手を握り締めて歩き出した
手を握るだるまに胸が高まり改めてだるまが好きなことを再確認した
私は初めての恋人とこの先も歩いて行こうと思う
〜終わり〜