BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 【GL・百合】二次創作短編集 ( No.76 )
日時: 2014/08/18 21:55
名前: あるま ◆p4Tyoe2BOE (ID: Ba9T.ag9)

   『生徒会役員共』アリア×シノ 3/3



「うぅ……は、恥ずかしくて死にそうだぞ」

言いながらも、シノによる放水は止まらない。

「なんだ。イキそうなのかと思ったら、オシッコ我慢してたのね」

「それより、早くどいてくれ。アリア」

シノは背中に重なるアリアをどけようとするが、

「うんん。どかないよ」

背中にアリアの胸の膨らみが押しつけられ、お尻のラインに、かぽっとアリアの股間がフィットする。

水溜まりは椅子の上にもできていて、生温かいそれがアリアのお尻を濡らした。

「シノちゃんので濡れて……気持ちいい」

水溜まりに尻もちをついたような快感。

「バカ……後始末が大変だぞ。早く離れろ」

空気にさらされて、ツンとした匂いは更に強くなっていた。

「大丈夫だよシノちゃん。私も掃除、手伝うから。少しの間、こうさせてて」

ぐっちゃり漬かったまま目を閉じて、この瞬間を味わう。

「それにね」

アリアが、秘密を打ち明けるように言った。

「私だって、この部屋でオシッコしたことあるのよ」

「え?」

「今のシノちゃんみたいに、椅子に座ったまま。わざとね。だから、大丈夫よ」

「……うん」


それから二人は、くちづけをしたり、舌と舌をこすれ合わせたりした。

「ちょっと待ってて」

アリアがようやく椅子から立ち上がった。

ぐしょ濡れで脱ぎにくくなったショーツを、こよりのようにねじらせながら膝の下まで下ろしていき。

足首からすっと抜いた。

そして、

「……ん……んんッ」

ズルズルズル——と、お尻から勢いよく何かを出産。

それはピンクの蛍光色にテカった棒状のものだった。

ビー玉より少し大きいくらいの玉が何個も連なって、15センチほどの長さになっている。

「お前……、そんなもの入れて学校に来ているのか?」

「うん」

「そんなものをお尻に入れたまま生徒会の活動をしてきたのか?」

「そうだよ」

アリアはニコッとしたままシノの腕を取って導く。

シノの両ひじを机の上につかせ、尻をこっちに向けさせる。

ショーツを一気に下ろすと、

「あ……や、やぁッ」

ゆっくりと、こじ開けるようにして中指を挿入していく。

「こっちなら、膜も破けないから大丈夫でしょ」

シノのきついそこは、中指を奥まで咥え込んではしまったが、とても指二本まではいけそうになかった。

突然の異物の挿入におどろき、ヒクヒクと収縮してはアリアの指を締めつける。

「シノちゃんは、締まりの悪い女と思われたくないって言うけど、こっちの締まりは最高ね」

「だ、だってそんなとこ……全くの未開発だぞ」

「そうなの? ウフフ。まるで小学生みたいにきつきつよ」

「その言い方は絶対アウトだぁっ」

「きっとスズちゃんのもこんな感じかしら。それとも、スズちゃんはもっと褐色のアOXなのかしら」

「だからそうやっていちいちスズのを想像させるのやめろ!」

「あ、『褐色のアXY』って、なんだか中二病系アニメのタイトルみたいな響きじゃない?」

「サイッッテーだな、お前は!」

「ウフフ、ごめんね。じゃあ、ほぐれてきたところで、これを入れちゃいましょうか」

アリアは先ほど自分の身体から出した、見るも恐ろしいパールの連なりを見せつける。

シノの表情が急に弱気になる。

「ひぃっ。そ、そんなの無理だよぉ……」

「大丈夫よ。入口さえ傷つけないようにすれば、中は意外と広いのよ」

ツプ——と、アリアの腸液でぬめったそれがシノのK門にあてがわれる。

連なったパールの、最初の一粒目をこねるようにして押しつけると。

にゅにゅにゅ……中のぬめりに助けられ、どんどん入っていく。

「うぐ……く、くりゅしぃよぉ……」

「痛くはないでしょ?」

「……うん。痛くない」

「じゃあ全部入れてあげる」

「ちょっ、やめ……あああァァァァァァ!」

あれだけ立派な長さだった棒がすっかりシノの中におさまってしまう。

「う……ぐすっ……ひっく…………ひっくっ」

シノが恐怖に耐えるようにぎゅっと握り拳を作ったまま、おえつを漏らしている。

「シノちゃん、大好きよ」

アリアが、頬を伝う涙ごとシノの頬を舐めた。

「ぐすっ……わ、わだしはノーマルだ」

ずずっ、と鼻水をすすって顔をそむける。

「やっぱり……津田の距離感なんだよ。わたしが何を言っても引かない懐の深さがあって、かと言って無理に迫ってくる男らしさにも欠けてて……あいつぐらいが、ちょうどいいんだ。わたしには」

アリアは、シノがそこまで言い終えるのを聞いて、初めは悲しそうな表情をした。

が、それもすぐに、納得したものへと変わった。

「分かったわ。じゃあ、掃除をして帰りましょうか」



二人は、椅子や床の汚れをきれいにした。

ショーツはすっかり濡れてしまったので、ノーパンで帰ることにした。

「ア、アリア……さすがにパンツがないと不安だぞ」

教室を出ようというところで、シノが立ち止まった。

「平気よ。私なんて昨日もノーパンで帰ったのよ」

「そうなのか? でもすまん、一度トイレに行かせてくれ。お尻にアレが入ったままだ……」

シノは脚をきつく閉じて直立し、お腹を手でさすりながら言う。

「それにちょっと、刺激されたせいなのか、さっきからお腹の調子が……」

ごろごろごろ……と、シノの下腹部から雷音が。

「ウフフフフ」

アリアはまたしても微笑んで、シノにそっと近寄る。

そしてシノの手首をつかむと、

「このまま帰りましょう」

「え? いや、ダメだ。おいッ、アリア!」

半ば強引にシノを廊下へと連れ出した。

シノが不平を漏らすのも無視し、どんどん歩いていく。

すると、

「……げッ。つ、津田……?」

「先輩たち、まだ残ってたんですか?」

誰も居ないはずの廊下に、寄りにも寄って今はいちばん会いたくない男が居た。

「津田君こそ、こんな時間までどうしてたの?」

アリアが聞いた。

「いやー、六時間目の授業中に寝ちゃいまして。起きたら、こんな時間になってました」

「あらあら。生徒会役員が、授業をちゃんと聞いてないんじゃダメよ」

アリアは口に手を当てて笑ってから、

「ね? シノちゃん」

横のシノに話を振った。

シノは下を向いたまま黙っていた。

太ももをきつく閉じてはいるものの、膝から下はカクカクと生まれたての子牛のように震えている。

「会長? どうされたんですか?」

「うぅ……つ、津田……」

顔を上げたシノの顔は真っ赤だった。

汗が前髪を濡らし、瞳はなぜか潤んでいるし、頬はポッと色づいている。

「……会長?」

普段と違う会長の様子に、津田もドキッとした様子だった。

シノは小さく息をしながら、無理に姿勢を正すと、

「ふっ……お前も、困ったやつだな」

片目をパチッと閉じて、津田に微笑みかける。

こんな時でも、会長として見られていることを忘れないシノだった。

「津田君が居て、良かったねシノちゃん」

ドン。

アリアがシノの背中を押す。

シノが「あっ」とよろけて、片足飛びのまま津田の懐に飛び込んだ。


「アリア、いい加減にしろ〜」

「エヘヘヘ。ごめんねー。私は一人で帰るから〜」

アリアは手を振りながら、軽い足取りで廊下を走っていく。

「コラーッ! こんな時に余計な気を利かすなんて……お前、わたしがノーマルだって言ったの怒ってるんだろー!」

大声を出したせいなのか、シノが「いつつ……」とお腹を抱えてうつむき加減になるのを、津田がとっさに抱きかかえた。


シノが今、好きな男の子を前にしてどんな状態にあるのか。

津田は何も知らない。



「べー」

アリアはそんな光景を尻目に、いたずらっぽく舌を出してみせた。






(おわり)