BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 黒バス小説【BL】- 只今『緑高』- ( No.10 )
日時: 2014/01/11 19:12
名前: 侑莉 (ID: hV/zNhkL)


ー10時30分ー


ピーンポーン


俺が大学のレポート用紙を片づけている最中に、玄関の呼び鈴が鳴った。


…何だろ、郵便屋さん?←


ハテナマークを頭上に浮かしつつ、俺は玄関に向かった。


「はーい、どちら様ー?」


そう言いつつドアを開け———————そのままバタンとドアを閉めた。


「…なっ、何で閉めるのだよ!?」


…この口調で来客者は大体わかるだろう。
そう、ドアを開けると目の前には、

愛しの、エース様の姿があったのだ。


「し、真ちゃんっ!?何で!?まだ到着しないはずじゃ…!!」

ドア越しにテンパりながら聞く。

「……一本早く乗ったのだよ。こっちに来て、迷わんとも限らんしな」


…それが理由なのか?

「……本当は?」

「………お前に早く会いたかったのだよ」


……うわ。


…これは、クる。


「……あ———もう、聞かなきゃよかった……」

「な、お前が聞いたんだろう!…というか、早くこのドアを開けろ。地味に目立つ」

そう不機嫌そうに言う緑間のために、渋々ドアを開け、緑間を中に入れる。


カチャッ


鍵を閉める。



ギュムッ


その瞬間、緑間が俺を抱きしめた。

久しぶりすぎる、真ちゃんの温もり。

もっともっと感じたくて、俺も真ちゃんを力いっぱい抱きしめる。


緑間は俺の顎を持ち上げると、その唇に自分の唇を合わせた。


ちゅ、ちゅ、

「………ん、っ、」

リップ音がいやらしく響く。


ちゅく、

緑間は舌を滑り込ませてきた。

「……ん、ふっ……んふぅ…////」

次第に力が抜けていく。


ちゅくちゅく、


ぷはっ。


「んんっ……ハァ…ハァ……」

俺は耐えきれなくなってへたり込みそうになった。
緑間が俺を寸前で支える。


「……すまない、我慢できなかった」

「……んん、全然いいよ。俺も、会いたかったよ」

そう言って俺はニッコリと笑った。


「……っていうか玄関でいきなりキスってwww真ちゃんwww」

「…う、うるさいのだよっ!!」

あははは、と笑いつつ、俺は緑間を部屋に入れた。




真ちゃん。



だいすきだよ



 
                      END

 「再会」

(——ずっと会いたかったのだよ)

        (ふは、真ちゃんどんだけww

           ———俺もだよ)



>>>>>>>>>>>>>>>


やっと終われました;;

駄作ごめんなさい<m(__)m>