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Re: 黒バスBL小説【何でもCP!】-只今『黄瀬×黒子』- ( No.58 )
日時: 2014/04/04 13:58
名前: 侑莉 (ID: MDTVtle4)

はいー、黄黒続くよっ★←


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「………ねぇ、黒子っち」

「何ですか?黄瀬くん」

「————それはさ、ワザとなわけなの?」


「……どういう意味ですか?」


黒子っちは、俺の質問の意図がいまいちつかめていないみたいだった。
こちらをじぃっと見て、それを探り出そうと大きな水色の瞳を、視線を一直線にこっちに投げる。


「……本当に、分からないの?」


俺は再度問い返す。

本当に分からないの?
俺の行動の意味を。
俺の言葉の裏に隠れた、本当の気持ちを。



「……はい。すみません……」


申し訳なさそうにそう答えを出す黒子っち。


……もう、いいや。



「……黄瀬くん?———ってうわッ…」


ドサッ



俺は黒子っちの手を強引に引っ張って、路地まで押し込んだ。
そして、黒子っちを壁を背にさせて、いわゆる「壁ドン」状態にした。



「……黄瀬くん、何のつもりですか」


多少の怒気を含んだその問いかけに、俺はオウム返しに問い返す。





「ここまでやって、まだ、わからないの?黒子っち」




それを聞いた黒子っちは、——何を思ったか、顔を伏せた。





「………分からないですよ。君の考えてることなんて」




……嘘。

いつも俺の考えを読んでるくせに。
俺は単純だから、聡明な黒子っちなら、絶対に分かってるはずなのに。




「———なんで?なんでなの、黒子っち。受け入れてほしいわけじゃないんだ、ただ、ただ————」


俺はそこで口ごもる。





「………黒子っち………?」




「…っ、ふっ………」






微かな息。目元から少しはみ出た、———涙。





「…っ!!ご、ごめん、黒子っち……っ」



泣かせた。






黒子っちを、な か せ た。



「……っいえ、その、あの、……」





必死で弁解しようとしてるのが分かった。






ごめん、黒子っちは悪くないんだ。




俺が——俺が、こんな感情を持ってしまったばっかりに。




「………ごめん、黒子っち。俺、帰るっスわ」



「え、あの、黄瀬くっ……」





俺は逃げ出した。



黒子っちのもとから。




もう会えなかった。




泣かせてしまっては、もう


何もかもおしまいだった。





「…ッ最低っスね、俺……ッ」



俺は周りの目も気にせずに、目からこぼれる雫を拭いもせず、ただただ、自分の犯した罪の重さに、心をきられた。


『一方行の恋』


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今回はバッドエンドにしてみたーーーんだけど、
ごめん、完璧シリアスだわ!!!
っていうか私も途中から何書いてんだか意味分からんかったわ←
ごめんサイトs、また新しいので書き直します!



あ、それと告知ーっ!!
この企画は、参照が1500になるまで続けよーかなーと思っているので、たぶんかなり長い間続けることになると思います!
あ、1500過ぎてもリク消化してなかったらそっち優先でやるから!
どしどしリクくださいーっ((更新遅いけどネ


というわけで、まだサイトsのリクは消化してない系でお願いします←